開幕スタメンも…もったいないシーズンとなった巨人・若林晃弘

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2021年12月19日 09:40  ベースボールキング

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巨人・若林 (C) Kyodo News
巨人の若林晃弘は、セカンド、ショートといった内野だけでなく、レフト、センター、ライトと様々なポジションで出場した。

 若林はオープン戦で打率.371をマークすると、3月26日のDeNAとの開幕戦に『2番・セカンド』で先発出場。4月4日に新型コロナウイルス陽性判定を受け一軍登録抹消されたものの、4月23日に再昇格を果たすと、再昇格後10試合中9試合で安打を放った。

 5月7日のヤクルト戦、先頭で迎えた4回の第2打席はヤクルトの2番手・梅野雄吾が投じたフォークをセンター前に弾き返す安打を放つと、同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト戦』で解説を務めた江本孟紀氏は「抜け球をどれだけヒットにするかですから、今見たいに高めに抜けてきた球を、ムチャ振りしないでセンター返しをきれいにする。これを続けていけたらある程度(好調を)維持できますよね」と話した。

 3回の守備から途中出場した6月29日の広島戦では、2−4の3回無死走者なしの第1打席、広島の先発・大瀬良大地のカットボールをセンター前に弾き返す安打で出塁。同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−広島戦』で解説を務めた川相昌弘氏は「若林がパッと入ってヒットを打つ。こういうところがジャイアンツのいいところじゃないかなと思います」と評価した。

 後半戦初戦となった8月13日の中日戦では、1−2の8回に代打の若林晃弘がセットアッパーの又吉克樹の初球を捉え、ライトスタンド上段に突き刺す第4号ソロ。同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日戦』で解説を務めた川相昌弘氏は「若林はずっと好調だったんですよね。吉川に先発を譲りましたけど、一発で同点にしたのは大きかったですね」と振り返った。

 要所で良い働きを見せたが、96試合に出場して、打率.239、5本塁打、16打点。オープン戦は好調で、開幕戦もスタメン出場するなど、レギュラーを奪うチャンスはあっただけにもったいないシーズンとだった。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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