守備と肩を高く評価されるも…打率.093だった巨人・小林

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2021年12月20日 08:12  ベースボールキング

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巨人・小林誠司 (C) Kyodo News
巨人の小林誠司は、大城卓三に次いでチーム2位の63試合で捕手として出場した。守備力を高く評価されているが、今季も打撃面では打率.093と苦しんだ。

 8月13日の中日戦、1−0の5回無死走者なしで迎えた第2打席、中日の先発・柳裕也が投じた初球のカットボールを打ちにいくも投手ゴロに打ち取られると、同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日戦』で解説を務めた川相昌弘氏は「今さすがにため息がでました」とチクリ。「結果がピッチャーゴロだったからではなくて、回の先頭バッターですから、塁に出ることが目的。たとえばサードはすごく後ろに下がっているんですよ。小林は足が速くないんですけど、セーフティバントをしてとかね。周りをもよく見て、プレーしてほしいなと僕は思います。状況に応じたバッティングをやっていてほしいなと思いますね」と苦言を呈した。

 9月2日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト戦』で解説を務めた山本昌氏も「打率をみるとちょっと低いなという感じがしますし、キャッチャーとはいえチームとしては.250打って欲しいなと。最低打率.230は欲しいなという感じがします」と注文。

 「バッティングが向上してくれれば、肩も素晴らしい、リードも良い、キャッチングも良い小林選手なので、そのあたりを磨いていって欲しいなと思います」と打撃向上に期待を寄せた。

 さらに10月7日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人戦』で解説を務めた野村弘樹氏も、同試合前まで打率.100だった小林に対し「小林には申し訳ないですけど、打率が1割ですからね。そのあとが9番のピッチャーでしょう。7人で得点しなければいけないイメージ。小林がもう少し率を上げてこないと」と指摘した。

 小林の課題は明確。打撃力の向上だ。守備面でも打撃が売りの大城が、リーグトップの盗塁阻止率をマークするなど、成長を見せている。小林は守備面だけでなく、打てるところを見せていきたいところだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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