出典:セキララゼクシィ
最近に耳にすることが多い「年の差婚」。そもそも何歳差からの結婚を年の差婚というのでしょうか。年の差婚の定義から、男性が年上で女性が年下の場合とその反対の場合別に、良いところと注意点を、恋愛コンサルタントの山本早織さんに聞いてみました。年の差婚をうまくいかせるコツも伝授するので、まさに年の差婚予定の人や狙っている人は、ぜひご参考に!
何歳差からが「年の差婚」?
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年の差婚に、はっきりとした定義があるわけではありませんが、6歳差くらいから年の差婚だと思う人が増え、10歳以上離れると多くの人が年の差婚と認識する傾向にあるでしょう。
一般的に結婚相手として理想とされる年齢差は、男女共に5歳以下といわれているので、6歳以上年齢が離れると、本人も周りの人も年の差婚と感じる人はいるようです。
男性が年上の「年の差婚」の良いところ
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年齢が離れていることでどんな良いところがあるのでしょうか。男性が年上の場合と年下の場合に分けて説明します。まずは、男性が年上の場合の良いところから見ていきましょう。
包容力がある
年上の男性は女性よりも年齢を重ねている分、メンタルや考え方に余裕がある可能性が高いので、ある程度の甘えやわがままは許してもらえるでしょう。
女性がイライラしたり、すねたりしても、広い心で許してくれ、ケンカになることも少ないです。
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経済力がある
女性よりも収入がある場合が多いので、経済的な余裕があります。
結婚することでワンランク上の生活が送れたり、経済的な余裕がメンタルの安定にも繋がったりすることもあります。
新しい視点をくれる
人生経験が豊富なので、今まで考えもしなかったことや、未経験のことを教えてくれます。新しい視点や発見をくれるので、女性自身が成長することができるでしょう。
また、つらいときや困ったときに、相談したり、アドバイスをもらったりすることもできます。
男性が年下の「年の差婚」の良いところ
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若い人の価値観を得られる
人は一緒にいる人の影響を受けやすいので、「きれいでいなきゃ」と自分磨きに力を入れたり、考え方が柔軟になったりと、若々しくいようとすることができます。
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体力的な面で頼れる
若いので力仕事を安心して任せられたり、家事や育児も遠慮なくお願いできます。
また、女性よりも働ける期間が長いので、これからの人生設計や生き方を、余裕を持って考えられるでしょう。
男性が年上の「年の差婚」の注意点
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年の差婚で考えられる注意点も、男性が年上の場合と年下の場合別に見てみましょう。男性が年上の場合には、どんな気になることがあるのでしょうか。
価値観の違いを感じる
年が離れていると、価値観や、音楽や映画などの趣味嗜好(しこう)、習慣や食事などの生活スタイルまで、違ってしまうことはあります。
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一緒に過ごせる時間が少ない
平均寿命を考えると、男性の方が先に亡くなる可能性が高いです。
同世代同士の夫婦と比べると、一緒に過ごせる時間が短いかもしれません。
将来への不安がある
男性の方が先に老いていくのは事実なので、体力的に子育てが厳しかったり、介護をしなければいけなかったりすることも。
定年を迎えるのも早いので、子どもの養育費や老後の資金など、経済的な不安もあるでしょう。
男性が年下の「年の差婚」の注意点
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自分の年齢を感じてしまうことがある
男性と同年代の女性に焼きもちを焼いたり、浮気をしないかハラハラしたりすることも。
自分より若い女性への浮気の不安があったり、自分磨きをして男性から魅力的に見える努力をし続けたりと、埋まらない年齢差に疲れてしまう人もいるかもしれません。
頼りなく感じる
女性より人生経験が少ないので、トラブルや困難に遭ったときに頼ったり、アドバイスをもらったりすることができない場合もあります。
収入的にも精神年齢も女性より低い可能性が高いので、頼りなく感じることも考えられるでしょう。
「年の差婚」をうまくいかせるには?
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年の差婚で幸せになっている夫婦もたくさんいますよね。年の差婚をうまくいかせるコツは、どこにあるのでしょう。
年の差を言い訳にしない
年が離れているのを言い訳にしないこと。ふたりの意思疎通に問題があったときや、お互いの価値観にギャップがあったときに、「年の差があるから」という理由で片付けず、きちんと一人の人として向き合うようにしましょう。
問題があるたびに、話し合ったり、歩み寄ったりすることで、大きな溝にならずに済みます。
感謝や謝罪の気持ちを伝える
特に相手が年上だと、相手がやってくれることや理解をしてくれることが当たり前で、甘えることも多いかもしれません。それを当然のことだと思わずに、感謝の気持ちを伝えること。
相手が年下の場合は、自分が悪かったときはきちんと謝罪しましょう。
年が離れているからこそ、コミュニケーションは大事なので、感謝も謝罪もきちんと相手に伝えることが大切です。
将来のことをしっかり話し合う
相手が年上の場合は、先立たれる可能性が高いので老後が不安になることもあるでしょう。結婚するときにしっかりと老後の生き方を話し合うことで、介護のことや、亡くなった後の生活に不安を感じることも少なくなります。
相手が年下の場合は、今後の人生設計やマネープランをふたりで考えましょう。相手はやる気が出て、仕事を独身のとき以上に頑張るかもしれません。
思いがあれば困難も乗り越えられる
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年の差婚には、良いところもあれば注意点もあります。「相手と一生を共にしたい」という思いがあれば、困難も乗り越えられると思います。年が離れているからこその良いところを十分に生かして、周りの人からも「良い夫婦」と思われるふたりになれるといいですね♪
取材・文/坂田圭永
【監修】
山本早織さん
結婚につながる恋のコンサルタント。株式会社「Weave」、結婚相談所「Team Agum」代表。グラビアアイドルから銀座のホステスを経験し起業。婚活を、結婚生活をより良くしていくための修行期間と捉え、選択理論心理学をベースにパートナーとの関わり方を伝える。年間800回以上の恋愛コンサルから、多くの人を成婚に導く。また、『日刊SPA!』などのメディアでコラム執筆も行い、恋愛や婚活について発信していている。
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