アーセナル、FWラカゼットの退団を発表…在籍5年で206試合71ゴール

アーセナルは3日、元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットの退団をクラブ公式サイトで発表した。

　現在31歳のラカゼットは、2017年夏にリヨンからアーセナルへと完全移籍。移籍金は、当時のクラブ史上最高額となる4650万ポンド（約68億円）だった。

　在籍した5シーズンで公式戦通算206試合に出場し、71ゴール36アシストを記録。2018−19シーズンにクラブの年間最優秀選手賞を受賞し、2019−20シーズンはFAカップ優勝に貢献した。今季途中からはキャプテンも務めていた。

　今夏の契約満了に伴いアーセナルを退団するラカゼットは、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「練習場もスタジアムも、自分の家のようにくつろぐことができた。アーセナルに来た時はビッグネームや大きなプレッシャーに囲まれて、人見知りの子供みたいな感じだったのにね。年々、英語もうまくなり、クラブの人たち、選手たちとの関係が強くなっていった」

「この5年間、スタジアムでファンの皆と一緒にプレーできたことは素晴らしいことだった。チームメイト、コーチ、クラブとはこれからも連絡を取り合いたい。若い頃からアーセナルを応援していたし、当然、これからも応援し続けるつもりだ。いつかスタジアムにも戻ってくるよ」

　なお、ラカゼットは古巣リヨンへの復帰が有力視されている。