清水、ゼ・リカルド氏が新監督に就任…ブラジル名門クラブで豊富な指揮経験「とても重要な任務」

清水エスパルスは7日、ゼ・リカルド氏が新監督に就任することをクラブ公式サイトで発表した。

　清水のクラブ公式サイトには、以下のようにゼ・リカルド氏のコメントが掲載されている。

「このたび、清水エスパルスの監督のオファーをいただき、大変嬉しく光栄に思っています。そして、我々コーチングスタッフは、クラブ首脳陣、パートナーの方々の厚い信頼によって、とても重要な任務に就くことに対し、感謝いたします。日本サッカー界において極めて伝統のあるクラブのユニフォームを守っていくということは、とても重要であり、大きな名誉です。一日も早く選手たちやサポーターの皆さんに会うことができるのを楽しみにしています。共に力強く、この道のりを歩んでいけるものと信じています。GO S−PULSE！」

　現在51歳のゼ・リカルド氏は、ブラジルのリオデジャネイロ出身。25歳にして現役を引退すると、以降は指導者の道に進んだ。過去にはフラメンゴやボタフォゴ、インテルナシオナルなどブラジル国内の名門クラブで監督を歴任。直近では、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB（ブラジル2部）を戦うヴァスコ・ダ・ガマを率いていたが、5日に突如辞任が発表されていた。

　清水は5月30日、平岡宏章監督との契約を双方合意の上で解除することを発表。以降は、篠田善之ヘッドコーチが暫定的に指揮を執っていた。チームは今シーズン、明治安田生命J1リーグで16試合を消化して、2勝7分7敗。現在16位と、J1参入プレーオフ圏内に沈んでいる。