バルセロナがブラジル代表FWハフィーニャに関心…リーズは91億円以上を要求か

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2022年06月07日 22:14  サッカーキング

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バルセロナが獲得を検討しているハフィーニャ [写真]=Getty Images
バルセロナがリーズに所属するブラジル代表FWハフィーニャの獲得を検討しているようだ。6日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

 現在25歳のハフィーニャは、母国のアヴァイの下部組織出身。2018年にヴィトーリアからスポルティングに移籍しヨーロッパデビューを果たすと、その後フランスのレンヌを経て2020年10月にリーズに加入。鋭いドリブル突破と左足の強烈なキックを武器に、ここまで67試合に出場し17ゴール12アシストを記録。今シーズンはリーグ戦で11ゴールを上げ、チームのプレミアリーグ残留に大きく貢献した。ブラジル代表には2021年10月にデビューし、9試合で3ゴール2アシストという成績を残している。

 そんなハフィーニャにバルセロナが関心を示しているようだ。バルセロナは現在、フランス代表FWウスマン・デンベレとの契約延長交渉が難航しており、デンベレ退団に向けてアタッカーの補強を検討しているとされている。パリ・サンジェルマン(PSG)からの退団が決定しているアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアなどもリストアップしている模様だが、どうやら獲得候補の“本命”はハフィーニャのようだ。

 同紙によるとハフィーニャ本人もバルセロナでのプレーには前向きのようで、ハフィーニャの代理人を務める元ポルトガル代表のデコ氏とバルセロナとの関係も良好。移籍に向けて個人的な条件が障壁になる可能性は低いとされている。しかし同紙は、リーズ側が要求する最低5500万ポンド(約91億円)という高額の移籍金が交渉成立を困難にすると指摘。現在バルセロナは財政難に陥っており、この要求額を上回る金額を準備することは困難だとされている。加えてリーズ側が分割での支払いを容認しない構えを見せていることから、バルセロナにとって移籍成立のハードルは低くなさそうだ。

 財政難が指摘されているバルセロナだが、今夏はハフィーニャの他にもバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴェンドフスキの獲得を狙っているとも報じられている。バルセロナが既存戦力を売却し、獲得資金を作れるかが今後の交渉のポイントになりそうだ。

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