キリンカップ出場のため来日中のチリ代表、選手1名が新型コロナ陽性

日本サッカー協会（JFA）は9日、チリ代表の選手1名から新型コロナウイルスの陽性反応が認められたことを発表した。

　チリ代表は6月10日より開催されるキリンカップサッカー2022に出場するため、7日に来日。出国前（72時間前以内）の検査では陰性だったが、試合実施にあたり必要とされている2日前の検査を本日実施したところ陽性反応が認められた。現在、当該者はチームから離れて療養しているという。

　なお、本日実施した当該者以外のスタッフおよび選手の検査結果は陰性だったことも確認。チリ代表は引き続き予め定められたガイドラインに従って活動することになるが、現時点では試合への影響はないことも明らかになっている。

　JFAは公式サイトを通じ、「当該者の一日も早い回復を祈るとともに、JFAは今後も関係者等の安全確保と健康維持を最優先に、感染拡大防止と注意喚起に取り組む一方、関係機関の方針や行動計画に基づいて迅速に対応してまいります」とコメントしている。

　キリンカップサッカー2022は4カ国によるノックアウト形式として開催され、10日にはチリ代表とチュニジア代表、日本代表とガーナ代表が対戦する。その後、14日には勝者チームと敗者チーム同士が対戦することになっている。