リヴァプールが4選手との契約満了を発表…オリジやカリウスらの退団が決定

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2022年06月09日 19:14  サッカーキング

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ウッドバーン、オジョ、カリウス、オリジが退団 [写真]=Getty Images
リヴァプールは9日、トップチームの4選手が退団することを発表した。ベルギー代表FWディヴォック・オリジ、ドイツ人GKロリス・カリウス、イングランド人FWシェイ・オジョ、ウェールズ代表FWベン・ウッドバーンが、6月30日の契約満了に伴いクラブを去る。

 現在27歳のオリジは、2014年夏にリールからの完全移籍で加入し、2014−15シーズンはレンタルでリールに残留。2015年夏にリヴァプールへと復帰し、1年目は公式戦10ゴール、2年目は公式戦11ゴールを記録した。17−18シーズンにヴォルフスブルクへと期限付き移籍すると、復帰後はレギュラー定着に至らなかったが、スーパーサブとして大活躍。2018−19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)では、準決勝バルセロナ戦のセカンドレグで2ゴールを挙げて逆転突破に導き、決勝トッテナム戦でもネットを揺らして優勝に貢献した。

 2021−22シーズンも限られた出場時間のなかで存在感を発揮し、およそ598分間の出場で6ゴール4アシストを記録した。そんなオリジは、イタリア王者ミランへの加入が決定的と報じられている。

 現在28歳のカリウスは、2016年夏にマインツからリヴァプールへと完全移籍。ベルギー代表GKシモン・ミニョレ(現クラブ・ブルージュ)と正GKの座を争いながら、加入から2年で公式戦49試合に出場した。しかし、2017−18シーズンのCL決勝レアル・マドリード戦では致命的なミスを連発し、“戦犯”として扱われた。2018年夏にブラジル代表GKアリソンが加入したこともあって戦力外となり、その後はベシクタシュやウニオン・ベルリンに期限付き移籍した。21−22シーズンはリヴァプールに復帰したが、ベンチ入りは一度もなかった。

 現在24歳のオジョは2011年にMKドンズの下部組織からリヴァプールの下部組織に加入。ウィガン、ウルヴァーハンプトン、フルアム、スタッド・ランス、レンジャーズ、カーディフ・シティ、ミルウォールを期限付き移籍で渡り歩いた。リヴァプールのトップチームでの出場は13試合にとどまった。

 現在22歳のウッドバーンは、2007年にリヴァプールのアカデミーに入団。2016年11月26日のリーグ戦でトップチームデビューを飾ると、3日後のリーグカップで初得点を記録し、逸材として期待されるようになった。しかし、その後はトップチームでの出場機会を得られずに伸び悩み、シェフィールド・U、オックスフォード・U、ブラックプールへの期限付き移籍を経験。21−22シーズンはハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)にレンタルで加入していた。


【動画】“スーパーサブ”のオリジがリヴァプール退団
A truly special journey, with iconic moments in our history delivered by @DivockOrigi time and time again…

Thank you for everything ❤️ pic.twitter.com/fXhc6y72TO— Liverpool FC (@LFC) June 9, 2022

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