豊橋市の交流施設、故障した市電シミュレーターの早期復旧へCF開始

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2022年08月03日 20:51  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
愛知県豊橋市の「こども未来館ここにこ」は、故障した市電シミュレーターの復旧とアップグレードを目的としたクラウドファンディング(CF)の募集を8月1日から開始した。


「こども未来館にこにこ」に展示された市電シミュレーターは、14年前まで実際に街中を走っていた路面電車(1927年製)の操縦を体験できる。操縦席に座ると、フロント部分のモニターに豊橋市の街中の景色がCGで映し出されるしくみになっており、休日になると順番待ちの列ができるほど、こどもたちに人気があった。しかし、老朽化により、約1年前に故障したままとなっている。

今回、市電シミュレーターの早期復旧と、新たな機材の導入によるアップグレードをめざし、クラウドファンディングに挑戦することとなった。具体的には、既存の平面モニターをU字型モニターに入れ替え、体験するこどもたちを包み込むような構造にするとのこと。現在は1台のみ搭載されているスピーカーも2台に増やし、より臨場感あふれる運転体験ができるようにする。


目標金額は185万円。募集期間は9月19日まで。返礼品として、電車中吊り広告への名前の掲示や、同館有料エリアへの年間パスポートなどを用意している。(佐々木康弘)
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