ライプツィヒは7日、ドメニコ・テデスコ監督の解任を発表した。後任は決まり次第、改めて発表される。
現在36歳のテデスコ氏は、エルツゲビルゲ・アウエ、シャルケ、スパルタク・モスクワで監督を歴任。2021年12月、ジェシー・マーシュ前監督(現リーズ)の後任として、2023年6月末までの契約でライプツィヒの監督に就任した。
2021−22シーズンはブンデスリーガの20試合で12勝4分4敗の好成績を収め、一時期は困難と見られていたチャンピオンズリーグ(CL)出場権の獲得に成功。さらにDFBポカールを制し、クラブに初のメジャータイトルをもたらした。
しかし、今季はブンデスリーガ開幕5試合で1勝2分2敗と開幕ダッシュに失敗。6日に行われたCL・グループステージ第1節シャフタール戦で1−4の大敗を喫したことが引き金となり、早期解任の憂き目にあった。
ライプツィヒのオリヴァー・ミンツラフCEO(最高経営責任者)はテデスコ監督の解任について、次のようにコメントしている。
「ドメニコ・テデスコを解任することは、我々にとって非常に難しい決断でした。彼と彼のコーチングチームは、私たちの大きな感謝に値します。ドメニコは、これからも必ずや多くの成功を収めてくれる優秀な指導者です。しかし、ブンデスリーガで5試合勝ち点5という凡庸なスタートを切った後、特に最近のフランクフルト戦(●0−4)とシャフタール戦の結果を受け、今の状況からすぐに好転できるという確信に欠けてしまったのです」