アーセナルのミケル・アルテタ監督が7日、ヨーロッパリーグ(EL)のグループA第1節チューリッヒ戦に向けた記者会見に臨んだ。
アルテタ監督はまず帯同メンバーや負傷者の状況について言及した。
「残念ながら、この2週間ほどで負傷者が出ていて、それほど多くの選手が居ない。この大会では、非常に力を入れていきたい大会だ。良い方法で大会をスタートし、勢いを維持したい」
「(イングランド代表MFエミール・スミス・ロウについて…)彼は数週間前から抱えていた負傷箇所に違和感があった。ここ数日は練習にも参加していないので、メンバーから外れている」
「(同代表FWブカヨ・サカにワールドカップまで出場時間の制限などを掛ける予定はあるのか?) チームとパフォーマンスが許せば、彼の負荷を管理し、可能な限り最高のコンディションでフィールドに送り出すため、最善を尽くすつもりだ。11月以降、今までに経験の無いことがあるからね」
また、7日には同じロンドンのライバルであるチェルシーのトーマス・トゥヘル監督が解任された。そのことについて問われると、「ニュースが届いたのは、練習の直前だった。同じく監督をしている人が解任されるのは、いつも悲しいことだ。彼の幸運を祈っている。このニュースを聞くのは楽しいことでは無いよ」
そして、今夏フルアムに移籍し、前所属アーセナルを批判するようなコメントを発したドイツ代表GKベルント・レノについても語っている。
「本当にびっくりした。彼が全ての試合に先発していた時のことについて話していたのか、それともプレーしていない時のことについてだったのか、私には分からない。本当に驚いている」
2シーズンぶりのEL並びに欧州大会参戦となるアーセナル。初優勝を目指す戦いが間もなく始まる。