トゥヘル解任のチェルシー、ブライトンのポッター監督と大筋合意
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2022年09月08日 18:14 サッカーキング
チェルシーは、ブライトンからグレアム・ポッター監督を招へいすることになりそうだ。8日にイギリスメディア『スカイスポーツ』など現地メディアが一斉に報じた。
ここまでプレミアリーグ3勝1分2敗、チャンピオンズリーグ(CL)黒星スタートとなったチェルシーは、7日にトーマス・トゥヘル前監督の解任を発表。2021年1月からチームを率い、CL、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップを制した名将の電撃解任が物議を醸すなか、後任にも注目が集まっていた。
ジネディーヌ・ジダン氏やマウリシオ・ポチェッティーノ氏も候補に名前が上がったなか、チェルシーはブライトンの許可を得てポッター監督との交渉を開始。チェルシーとポッター監督は口頭での合意に達し、残すは契約の詳細を詰めるのみとなっているようだ。なお、イギリス紙『ガーディアン』によると、ブライトンに支払われる違約金は1600万ポンド(約26億円)になるという。
現在47歳のポッター新監督は、スウェーデン4部のエステルスンドで監督キャリアをスタートさせた。就任から5年で1部リーグ昇格を果たすと、2017年にはカップ戦を制覇。2017−18シーズンのヨーロッパリーグではベスト32に進出する快挙を成し遂げた。その功績が認められ、2018−19シーズンはスウォンジー(イングランド2部)を指揮した。
2019年夏にブライトンの監督に就任すると、3シーズン連続でプレミアリーグ残留を達成。今季は開幕から4勝1分1敗の好スタートを切っていた。ブライトンは今季から日本代表MF三笘薫がプレーしており、ポッター監督の引き抜きは同選手の起用法にも影響を与えることになりそうだ。
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