レアル、苦しみながらもライプツィヒに勝利…終盤にバルベルデ&アセンシオがゴール

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2022年09月15日 07:42  サッカーキング

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アセンシオが2点目をマーク [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループF第2節が14日に行われ、レアル・マドリード(スペイン)がライプツィヒ(ドイツ)と対戦した。

 6日に行われたグループステージの開幕戦で、レアル・マドリードは序盤からセルティック(スコットランド)に苦しめられた。しかし、後半にヴィニシウス・ジュニオールが試合の均衡を破ると、その後も追加点を重ね、終わってみれば敵地で3−0で完勝。王者の貫禄を見せつけていた。一方、ライプツィヒはホームで行われた開幕節で、シャフタール(ウクライナ)相手に1−4と大敗。まさかの黒星を喫していた。

 迎えた第2節、レアル・マドリードのスタメンにはティボー・クルトワ、ルカ・モドリッチ、オーレリアン・チュアメニらが並んだ。カリム・ベンゼマ不在のセンターフォワードにはロドリゴが入り、“偽9番”のような起用をされている。一方、ライプツィヒはアブドゥ・ディアロ、クリストファー・エンクンク、ティモ・ヴェルナーらが先発に名を連ねた。

 試合は開始早々にライプツィヒがチャンスを作り出す。5分、自陣でヴィニシウスのミスパスを拾うと、少ないタッチで最終ラインの背後へスルーパス。最後はエンクンクがフィニッシュまで持ち込んだ。28分にはボックス手前でボールを引き出したヴェルナーが浮き球スルーパスを送り、再びエンクンクが狙う。どちらもGKクルトワに阻まれゴールとはならない。

 34分にはライプツィヒにビッグチャンス。敵陣中央付近でボールを持ったヴェルナーがエミル・フォルスベリに預けると、スルーパスに反応してペナルティエリア左奥に侵入する。ダイレクトで折り返すとファーサイドでエンクンクがフリーとなっていたが、ボールはわずかに合わなかった。

 対するレアル・マドリードは40分、ボックス手前からモドリッチが左足でミドルシュートを狙うも、わずかに枠を捉えきれず。前半はスコアレスで終了した。

 後半に入るとレアル・マドリードが動く。64分、エドゥアルド・カマヴィンガに代えて、今季ここまで20分ほどの出場時間だったマルコ・アセンシオを投入する。そのアセンシオは72分、ゴール前でのこぼれ球からループシュートを狙ったものの、ボールはクロスバーを超えてしまった。

 スコアレスのまま時間は経過したものの、80分に試合の均衡が破れる。左サイドでボールを持ったヴィニシウスがボールをキープし、巧みなターンから前を向いて仕掛ける。内側へと切り込んで中央へパスを送ると、ボックス手前の中央にいたロドリゴはスルー。ファーサイドで待っていたフェデリコ・バルベルデがキックフェイントで対峙するDFをかわすと、左足ダイレクトでコントロールショットを沈め、レアル・マドリードが先手を取った。

 後半アディショナルタイムにはレアル・マドリードに追加点。左サイド深い位置で獲得したフリーキックで、キッカーのトニ・クロースは意表を突くマイナスのスペースへのパスを選択する。フリーになっていたアセンシオは、左足で狙い澄ました一撃を叩き込み、レアル・マドリードが試合を決定付けた。

 試合はこのままタイムアップを迎えた。レアル・マドリードは今シーズンの公式戦8試合目を迎えても全勝をキープすることに成功。一方、ライプツィヒは苦しい連敗スタートとなっている。

 次節は10月5日に行われ、レアル・マドリードはホームにシャフタールを迎える。一方、ライプツィヒも同じくホームで、日本人3選手が登録されているセルティックと対戦する予定だ。

【スコア】
レアル・マドリード 2−0 ライプツィヒ

【得点者】
1−0 80分 フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード)
2−0 90+1分 マルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)

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