アーセナルMFヌワネリ、15歳181日でデビュー！　プレミア史上最年少記録を更新

アーセナルに所属するU−17イングランド代表MFイーサン・ヌワネリがプレミアリーグ史上最年少デビューを果たした。

　プレミアリーグ第8節が18日に行われ、アーセナルはアウェイでブレントフォードと対戦。17分にウィリアン・サリバのゴールで先制すると、28分にはガブリエウ・ジェズスが追加点をマーク。さらに49分にはファビオ・ヴィエイラの移籍後初ゴールがダメ押しとなり、3−0で快勝した。

　この試合で大きな注目を浴びたのは90＋1分から途中出場した2007年3月21日生まれのヌワネリ。この試合がトップチームデビュー戦となった同選手は15歳181日でプレミアリーグデビューを果たした。これは2019年5月にU−21イングランド代表MFハーヴェイ・エリオットが記録した16歳30日を更新し、プレミアリーグ史上最年少記録となった。

　アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督はイギリスメディア『スカイスポーツ』でヌワネリを起用した理由について聞かれると、「それは純粋な直感だった。私は彼と会い、見たものが好きだった」と語り、次のように続けた。

「彼は私たちと数回トレーニングを行なっており、昨日、機会があれば起用するだろうと思った。でも、それは私たちのクラブがどのようなものであるが力強いメッセージにもなったと思う」

「彼には昨日、一緒に行くから準備をするように伝えた。そして彼は準備ができていた。出場する時には『おめでとう。楽しんでね』と言ったよ。これが何かはわからない。彼と会い、彼を見て、そう感じたんだ」

　なお、プレミアリーグ公式サイトによる最年少デビュー記録は以下の通り。

イーサン・ヌワネリ（アーセナル／2022年9月／15歳181日）
ハーヴェイ・エリオット（フルアム／2019年5月／16歳30日）
マシュー・ブリッグス（フルアム／2007年5月／16歳68日）
イザイア・ブラウン（ウェスト・ブロムウィッチ／2013年5月／16歳117日）
アーロン・レノン（リーズ／2003年8月／16歳129日）