4日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）・グループC第3節で、バイエルンはヴィクトリア・プルゼニと対戦。試合は序盤からバイエルンのペースで進み、7分にドイツ代表MFジャマル・ムシアラとのワンツーから中央突破したサネが、得意の左足で先制ゴールを叩き込んだ。2点を追加して迎えた後半には、セネガル代表FWサディオ・マネの浮き球スルーパスに抜け出したサネが、自身この日2点目となるゴールを記録。その後も1点を追加し、5−0で大勝を飾っている。
サネはこれで今季のCL3試合連続ゴールをマークした。9月7日に行われた第1節インテル戦ではスピードを活かした抜け出しから先制点を挙げ、2−0での勝利に貢献。続く13日開催のバルセロナ戦では、勝利を近づけるチーム2点目を沈め、連勝スタートの原動力となった。今シーズンのCLで既に4ゴールを決めているサネは、現時点で得点ランキングのトップに躍り出ている。
試合後、クラブを率いるナーゲルスマン監督はサネの活躍に言及。「私はレロイのことをとても高く評価している。彼とは良い関係を築けているし、1人の人間としても彼のことが大好きだ。彼はヨーロッパで最高の選手の1人であり、信頼しているよ」と話した後、サネの能力を手放しで褒め称えている。
「彼は自分のリズムを持っていて、そのドリブルはどんなチームにおいても武器になる。まるでケーキの上にアイスが乗るような感覚だ。試合の流れを一変させる、ワールドクラスの能力だと思う」
大勝を飾ったバイエルンは敵地で破竹の3連勝を記録。ブンデスリーガでは8月27日に行われた第4節ボルシアMG戦を引き分けで終えて以降、同試合を含めて3分1敗と苦しい時期を過ごしていたが、それも過去の話。9月30日に開催された第8節レヴァークーゼン戦は4−0と快勝し、CLでも圧巻のゴールショーを披露した。なお、サネに関してはここまで公式戦全13試合の出場で8ゴールをマーク。充実のシーズンを送っている。
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