谷繁氏「僕の成績は上回って欲しい」DeNA期待のドラ1捕手・松尾にエール

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2023年02月02日 12:36  ベースボールキング

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DeNAのドラフト1位ルーキー・松尾汐恩 [写真=萩原孝弘]
◆ 高卒ルーキーでは唯一の春季キャンプA班入り

 30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2023』に出演した野球解説者の谷繁元信氏が、DeNAのドラフト1位ルーキー・松尾汐恩選手(大阪桐蔭高)に言及した。

 松尾は2年春から大阪桐蔭高の扇の要として甲子園に4季連続出場し、高校通算38本塁打を記録するなどバッティングが魅力。二塁送球1.8秒台の強肩とフットワークを生かした守りにも定評がある捕手で、今春キャンプでは高卒ルーキーとして唯一A班のメンバーに名を連ねた。

 DeNAの捕手事情は明るくはない。このオフに嶺井博希がソフトバンクへFA移籍。昨季マスクを被った伊藤光と戸柱恭孝がいずれも30代であるため、松尾を筆頭に若い世代の台頭が期待される。

 球団OBでもある谷繁氏は「彼(松尾)と話をしたことがあるんですけど、とにかく彼は一軍で今年1年間、開幕にもいて欲しい。その前のドラフト1位の小園(健太)と一緒に一軍デビューして欲しい」と、若きドラ1バッテリーの台頭に期待を寄せた。

 また、「自分が力を付けていくと、どんどんプレッシャーがかかってくるけど、最初はプレッシャーなんて感じる必要ない。とにかく必死に1球1球食らいついて、サインを出すという積み重ねでいいと思います。(プロ1年目の)僕の成績は上回って欲しいですね」と、同じ高卒ドラ1捕手としてプロ入りした自身の経験を踏まえ、エールを送った。

 谷繁氏は江の川高(現:石見智翠館高)から88年ドラフト1位で横浜大洋に入団すると、ルーキーイヤーから80試合に出場して、打率.175(154−27)、3本塁打、10打点、OPS.520をマーク。NPB歴代最多の通算3021試合に出場し、2015年に現役を引退した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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