日本ハム加藤豪将、広角打法で3安打2打点　2番で四球含め4出塁、選球眼も○

● 白組 3 − 5 紅組 ○
＜日本ハム紅白戦・名護＞

　日本ハムのドラフト3位・加藤豪将内野手（28＝メッツ3A）が11日、8イニング制の紅白戦に「2番・指名打者」で先発出場。2打席連続適時打を放つなど、3安打2打点とアピールした。

　1月の自主トレ期間に右手人さし指を骨折。今キャンプは別メニュースタートとなったが、9日に行われた韓国・サムスンとの練習試合で実戦デビューし、痛烈な二直に倒れるなど2打数無安打だった。今キャンプ2度目の実戦は指名打者でフル出場。まずは初回の第1打席、白組の先発左腕・根本から左前打を放ち“実戦初安打”をマークした。

　二死二塁だった5回の第3打席は、右腕・生田目から右前適時打を放ち初打点を記録。無死一、三塁だった7回の第4打席は育成右腕・松本遼から再び右前適時打を放った。

　第2打席は四球を選び、全打席を通じ選球眼の良さも披露。8回の第5打席は一ゴロに倒れたが、4打数3安打2打点と大暴れ。四球を含め5打席中4度出塁した。