日ハム・森本コーチ、ドラ1・矢澤は「一つ一つの能力はものすごく高い」

　11日に放送された『ラジオペナントレースNEXT powerd byニッポン放送ショウアップナイター』に日本ハムの森本稀哲コーチが出演し、ドラフト1位・矢澤宏太（日本体育大）について言及した。

　矢澤は日本体育大時代、投手と野手の二刀流でプレー。昨年8月に行われたプロアマ記念試合では、投手として１イニングを投げ、野手ではライト線に2点適時二塁打を放った。プロでも投手と野手の二刀流として期待される。

　森本コーチは矢澤について「チームとして新たなチャレンジに取り組んでいる中で、外野は外野なんですけども、細かいステップと細かいスローイングを矢澤くんにやらせるかどうかというところも、コーチ陣含めて監督と話しあっていて、ボスの中では矢澤くんを野手で使ってみたいという思いも強い。足も速いですし、肩も強い。例えば開幕一軍スタメンとイメージした時に、どれだけ仕上げていくか。ただピッチャーの調整もあるので、というのがファイターズの中では、みんなが頭を使いながら、意見を出しながらやっているところですね」と語った。

　「最初は（矢澤を）野手メインで行こうかなという話があったんですけど、ブルペンのボールがものすごく良かったみたいなんですよ。ボスの気持ちがめちゃくちゃ揺さぶられて、ピッチャーもいいねという感じになっている」と続けた。

　「野手としてもピッチャーとしても一つ一つの能力はものすごく高い。両方一緒にというのがすごく難しいので、この辺りはチーム一丸となってね、1人だけのチームじゃないので、みんなを見ながら取り組んでいます」と話していた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）