前田健太、591日ぶりの復帰戦は6回途中1失点 黒星もCY賞投手と堂々投げ合う

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2023年04月05日 10:05  ベースボールキング

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敵地でのマーリンズ戦に先発登板したツインズの前田健太
○ マーリンズ 1 − 0 ツインズ ●
<現地時間4月4日 ローンデポ・パーク>

 右肘手術から復帰したツインズの前田健太投手(34)が4日(日本時間5日)、敵地でのマーリンズ戦で591日ぶりのメジャー登板。復帰戦で6回途中1失点と好投したが、チームは完封負けを喫し敗戦投手となった。

「制球力抜群のマエケン」。そのままだった。初回、昨季のア・リーグ首位打者で元同僚の1番・アラエスを中飛に打ち取ると、後続も簡単に退け3者凡退スタート。2回は一死から5番・ガルシアに先制ソロを浴びたが、続く二死二塁のピンチはキッチリと脱した。

 3回からは4者連続三振を奪うなど3イニング連続3者凡退。昨季サイ・ヤング(CY)賞に輝いたマーリンズ先発・アルカンタラと投手戦を演じた。

 最少失点のまま続投した6回、先頭の9番・バーティに左前打を許し降板。打線の援護なく投手の権利は得られなかったが、5回0/3で79球、3安打1失点、9奪三振無四球の好投で復帰登板を終えた。ツインズは打線が最後まで得点を奪えず、アルカンタラに今季初完封勝利を献上。この結果、前田に黒星が付いた。

 前田は2021年にツインズの開幕投手を務めたが、同年8月に右前腕の張りを訴え負傷降板。その後、右肘の靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。長いリハビリを経て、この日が2021年8月21日のヤンキース戦以来、591日ぶりとなるメジャー登板。敗戦投手になったものの、今後の楽しみが広がる復帰戦だった。

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