エルチェ、ラ・リーガ5試合を残して2部降格が決定…今季は開幕から19試合未勝利と低迷
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2023年05月03日 15:09 サッカーキング
ラ・リーガ第33節が2日に行われ、エルチェはアルメリアに1−2で敗れた。この結果、エルチェの4シーズンぶりとなる降格が決定している。
試合は後半の立ち上がりまでに2点を先行される苦しい展開に。終了間際の90分には左からのクロスボールをアルゼンチン人FWエセキエル・ポンセが頭で押し込んで1点を返したものの、反撃及ばず試合はこのままタイムアップ。1−2で黒星を喫していた。
この結果、勝ち点「16」で最下位に沈んでいるエルチェは、前節終了時点で17位につけていたバレンシアとの勝ち点差が「17」のままとなった。残り5試合を全勝しても残留は不可能となり、無念の降格が決まっている。
21世紀に突入してからのエルチェは2部が主戦場となっており、2017−18シーズンには3部での戦いを強いられた時期もあった。だが、クラブはわずか1年での2部復帰を果たすと、2019−20シーズンには2部での戦いを6位でフィニッシュ。プレーオフを勝ち抜いて1部行きの切符を勝ち取っていた。6シーズンぶりの1部復帰を果たした2020−21シーズンは、17位で見事残留に成功。翌2021−22シーズンは13位まで順位を上げていた。
迎えた今季は開幕から苦しい戦いを強いられ、初勝利は今年2月4日に行われた第20節ビジャレアル戦まで待たなければならなかった。現時点で3勝を飾っているものの、あまりに開いてしまった勝ち点差を巻き返すことはできず。来季は4シーズンぶりに2部での戦いを強いられることとなる。
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