佳境を迎えるプレミア…B・フェルナンデスはトップ4“死守”を誓う「マンUはCLに値する」

　マンチェスター・U所属のポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが、シーズン最終盤に向けた意気込みを語った。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　いよいよ佳境を迎えた2022−23シーズンのプレミアリーグ。タイトルレースはマンチェスター・Cとアーセナルの2クラブに絞られているものの、4位以上に与えられるチャンピオンズリーグ（CL）出場権をめぐる争いは熾烈を極めている。現在は3位のニューカッスルと4位マンチェスター・UがCL圏内を死守しているものの、5位リヴァプールが直近の6連勝で勝ち点差を縮めており、まだまだ先の読めない展開となっている。

　勝ち点「63」で4位につけているマンチェスター・Uだが、直近ではブライトンとウェストハム相手に連敗。1試合消化の多い5位リヴァプールとの勝ち点差は暫定「1」となっている。残る4試合の対戦相手はウルヴァーハンプトン（ウルブス）、ボーンマス、チェルシー、フルアム。エリック・テン・ハフ監督の下で新たなスタートを切った今シーズン、何としてもCL出場権獲得という形で1年間を締めくくりたいところだ。

　今シーズンここまで公式戦54試合に出場し11ゴール14アシストをマークしている“司令塔”B・フェルナンデスは「今では誰もが『マンチェスター・Uは素晴らしい』と言う。でも、シーズン初めの評判が良くなかったのも覚えているよ。驚いている人もいるだろうが、僕たちにとってはそんなことはない。僕らはそこに到達できると思っていたし、さらに上位になる可能性があるということを理解していた」とコメント。その上でCLにかける思いを次のように語った。

「僕たちはCLでのフットボールを望んでいる。マンチェスター・Uはそれに値すると思っているし、このクラブはそのポジションにいなければならない。今シーズン、僕たちがトップ4をかけて戦えるなど誰も思っていなかっただろう。でも、僕たちは素晴らしいスカッドを擁し、素晴らしい仕事をしてきた。シーズン中には“僕たちの瞬間”もあったし、それこそが僕たちが今トップ4を争っている理由だ。近いうちには、このクラブと選手たちはより大きなもののために戦うことになるだろう」

　すでにマンチェスター・CとアーセナルのCL出場権獲得は確定している。残った2つの枠を勝ち取るのはどのクラブになるのだろうか。シーズン最終盤の戦いから目が離せない。