フェイエノールトが6季ぶりの優勝! 『デ・カイプ』で通算11度目のトロフィーリフト/エールディヴィジ第32節

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2023年05月15日 13:57  サッカーキング

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フェイエノールトが6季ぶり通算11度目のリーグ優勝 [写真]=Getty Images
 エールディヴィジ第32節が12日から14日にかけて各地で行われた。

 2016−17シーズン以来となるエールディヴィジ優勝に王手のフェイエノールトは今節、本拠地でゴーアヘッド・イーグルスと対戦。超満員のスタジアムの雰囲気が後押しとなったフェイエノールトは15分、左サイドでボールを受けたMFウサマ・イシドリがMFマッツ・ウィーファーとのワンツーで抜け出し、最後は体勢を崩しながらも先制点を挙げる。さらに3分後、ウィーファーの縦パスからMFイゴール・パイションが相手DFラインの背後のスペースにボールを送り、そこに走り込んだFWサンティアゴ・ヒメネスがワンタッチで沈めた。このまま2−0で前半を折り返すと、53分にはパイションがペナルティエリア手前からコントロールシュートを炸裂させて、タイトルを手繰り寄せる3点目に。そして時計の針は90分を指し、3−0でタイムアップ。アルネ・スロット政権2年目の今季、昨季ECLファイナリストの実力を示して、序盤戦から盤石の強さを誇ったフェイエノールトが、『デ・カイプ(スタジアムの愛称)』で6季ぶり通算11度目のエールディヴィジ優勝を果たした。

 また、スパルタ・ロッテルダムに所属するU−22日本代表MF斉藤光毅は今季リーグ戦5点目を記録するも、チームは1−2で敗戦を喫した。ユトレヒトは2−0で勝利したが、MF前田直輝は招集外に。日本代表DF菅原由勢が先発出場したAZは前半だけで5得点を奪うなど圧勝。18日に控えるECL・準決勝ウェストハム戦を見据え、菅原ら主力選手は65分に途中交代している。

 その他、2位PSVはフォルトゥナ・シッタートと激突。試合開始早々に先制点を許したPSVだったが、FWルーク・デ・ヨングとFWシャビ・シモンズのゴールで2−1の逆転勝利を飾った。3位アヤックスは、敵地でフローニンゲンと対戦したものの、相手サポーターによる発煙筒の投げ込みおよびピッチへの乱入行為などで収拾がつかなくなり、9分の時点で試合中断に。なお同試合は16日、無観客で再開される予定だ。

■エールディヴィジ第32節 全結果
トゥウェンテ 4−0 NECナイメヘン
フォレンダム 2−1 スパルタ・ロッテルダム
ヘーレンフェーン 0−0 エクセルシオール
ユトレヒト 2−0 RKCヴァールヴァイク
フィッテセ 2−0 カンビュール
フェイエノールト 3−0 ゴーアヘッド・イーグルス
PSV 2−1 フォルトゥナ・シッタート
AZ 5−1 エメン
フローニンゲン −試合中断− アヤックス

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