肉のニオイに敏感な猫さん　食べたい気持ちがあふれすぎて至近距離でジー

　飼い主さんがこねているハンバーグ用のお肉を、一段高いところから身をのりだし「ジーッ」と見つめているのは、キジトラ猫の海（うみ）くん。こんなに凝視されたら、なんだか緊張してしまいます。

　しっかりとこねているか監視しているのでしょうか？それとも「美味しそう……」と狙っているのでしょうか？どちらにしても、お肉を見つめている姿が非常に可愛いです。

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　「ハンバーグのお肉のにおいに誘われて現れたうみさん」とTwitterに紹介した飼い主さん。やはりお肉を狙っていたようで、いつお肉にダイブしてもおかしくない状況です。これでは、おちおちお肉をこねてもいられません。

　飼い主さんのはなしによると、もともと好奇心旺盛だというヤンチャボーイな海くん。初めて見るモノや人に対して、臆さずにニオイを確かめに来るのだとか。人間の食べ物ももちろんあげたりはしないものの、美味しそうなニオイがすると何としても食べようとするほど行動的なのだとか。今回もその好奇心旺盛な性格が出てしまっているのかもしれません。

　この時もお肉に鼻を近づけてきて口に入れようとしたそうです。飼い主さんが阻止しても海くんの好奇心はとどまるところを知りません。さらに手を伸ばしてきたといいます。気持ちはわかるなぁ。子ども時代に晩ご飯を作っている母親の目を盗んで、つまみ食いをよくしていたことを思い出しました。

　ちなみにゴールデンウイークにも同じようなことがあったそう。4月30日の投稿には和牛のお肉を見つめる海くんの姿が写っています。「クンクン……おれのメシだッ」というコメントと共に添付されている写真には、我慢できずにお肉に手を伸ばしている瞬間が撮影されたものも。

　「他の料理の時はそんなに見てくることはないです」と語る飼い主さん。お肉料理になると、まわりが見えなくなるのかもしれません。「目の色が変わる」とは、こういうことを言うのでしょうか。海くんの目には完全にお肉しか映っていない感じがします。今にも「いただきまーす！」という声が聞こえてきそうです。

　このようなことがあったため、ハンバーグのお肉をこねている時は「あ、こいつ狙ってやがるな……」と思っていたそう。ただし、お肉を「ジーッ」と見つめたまましばらく止まっていたので、その様子が「とても可愛い」とも感じていたといいます。もしかしたら頭の中で「食べたいけど、食べたら怒られるかな？でも食べたいな……」と、格闘していたのかもしれませんね。

＜記事化協力＞
うみ＠キジトラさん（@uminekodiary）

（佐藤圭亮）