キャサリン皇太子妃、ピンクのパンツスーツで「ファウンドリング博物館」を訪問

0

2023年05月26日 10:01  Techinsight Japan

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

パトロンを務める「ファウンドリング博物館」を公式訪問したキャサリン皇太子妃。ケアシステムの実体験を持つ人々や里親、養父母として子供を育てる人達から話を聞いた
キャサリン皇太子妃が、自らパトロンを務めるロンドンの「ファウンドリング博物館」を公式訪問した。皇太子妃は「アレキサンダー・マックイーン」による淡いピンクのパンツスーツに、同色のシャツを合わせた装いで現れた。同館では、英ラッパーのプロフェッサー・グリーンと合流し、ケアシステムの実体験を持つ若者や里親として子供を育てる人々と対面し、それぞれの経験について話を聞いた。

【この記事の動画を見る】

キャサリン皇太子妃が現地時間25日、ロンドンのブルームズベリー地区にある「ファウンドリング博物館(Foundling Museum)」を訪問した。同館は、1739年に設立した英国初の児童養護施設「ファウンドリング病院(Foundling Hospital)」の歴史を伝える施設だ。皇太子妃は2019年から同館のパトロンを務めている。

今回の公式訪問について、ケンジントン宮殿は「ウェールズ公爵夫人は本日、伝統的な親子関係に限らず、幼児期からそれ以降も育まれる関係の重要性を強調するための公務を行います」と説明していた。

この日、キャサリン皇太子妃は「アレキサンダー・マックイーン」による淡いピンクのパンツスーツ姿で現地に現れた。

テーラードのブレザーはシングルブレストで、下襟の先が尖った“ピークドラペル”とウエスト部分に斜めについた“スラントポケット”が特徴的だ。ハイウエストのパンツは、裾にかけて細いシルエットになった“テーパード”スタイルだ。

皇太子妃は、2022年6月にロンドンの王立研究所(Royal Institution)で「The Royal Foundation Centre for Early Childhood」による新たな研究結果に関連する会議を主催した際にも、このスーツを着用していた。

今回、博物館を訪問した皇太子妃はピンクのブレザーの下に同色のブラウスを着用し、バックルにパールをあしらった白いベルト、そして白いハイヒールを合わせていた。またロングヘアをナチュラルに下ろし、耳にはパールのドロップイヤリングを着けていた。


同館では、皇太子妃が英ラッパーのプロフェッサー・グリーンと対面し、祖母に育てられた彼の経験を聞いた。グリーンは、今年1月に皇太子妃がローンチした幼児期に関するキャンペーン「シェイピング・アス(Shaping Us)」の支持者である。

2人はその後、ケアシステムの実体験を持つ人々や里親、養父母として子供を育てる人達に会い、彼らの経験について話を聞いた。


英ニュースメディア『Hello!』によると、キャサリン皇太子妃はケアシステムから抜け出した若者達が困難な子供時代について語る姿に感動し、このように述べたという。

「驚くほどの旅路だったのですね。みなさんは困難を乗り越えたからこそ今、この場所にいるのです。自分の気持ちを伝えて表現できるのは、素晴らしいことです。それを当たり前だと思ってはいけませんね。みなさんとお会いして、それぞれの旅路や情熱、そして願望についてお聞きできたことを、本当に光栄に思っています。」

さらに2人は、同館で開催中の「ファインディング・ファミリー」展のテーマで創作活動をした研修生達とも対談し、創作活動が彼らの感情や自身の経験を表現する上でどのように役立ったのかを詳しく聞いた。

キャサリン皇太子妃は、22日にロンドンで開幕した「チェルシー・フラワー・ショー」にサプライズ訪問した際にも、春らしいピンクの装いで現れたばかりだった。この時は、クラシックなボタンダウンのシャツドレスにウエッジソールを合わせていた。



画像2〜4枚目は『The Prince and Princess of Wales 2023年5月25日付Twitter「Every day @FoundlingMuseum’s ground-breaking work supports care-experienced young people」「The brilliant @kinshipcharity helps families across the UK」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

    前日のランキングへ

    ニュース設定