チェルシー、スポルティングMF獲得へ条件面を上乗せ…新監督も加入を熱望?

0

2023年06月04日 13:53  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

チェルシーが関心を寄せるウガルテ [写真]=Getty Images
 チェルシーが、スポルティングに所属するウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテへの関心を強めているようだ。3日、ポルトガル紙『レコルド』が伝えている。

 現在22歳のウガルテは守備的MFを主戦場とするプレーヤー。母国のCAフェニックスやファマリカン(ポルトガル)でのプレーを経て、2021年8月にスポルティングに加入した。在籍2年目の今シーズンは公式戦47試合に出場。日本代表MF守田英正とともにダブルボランチでプレーするなど、チームの中心選手として活躍している。

 そんなウガルテにはマウリシオ・ポチェッティーノ新監督が就任したチェルシーが関心を示していることが明らかになっており、ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドとともに中盤のトップターゲットとなっている。しかし、同選手にはパリ・サンジェルマン(PSG)も関心を示しており、争奪戦となっている。

 ウガルテ獲得に向け、チェルシーは当初200万ユーロ(約3億円)の年俸を提示していたのに対し、PSGが500万ユーロ(約7億5100万円)をオファーしていることが伝えられており、給与面で大きな差があることが明らかになっていた。

 しかし、今回の報道によると、チェルシーは年俸を350万ユーロ(約5億2500万円)に上乗せし、パフォーマンス面でのボーナスも付随する契約のオファーに改善したという。ウガルテ自身はプレミアリーグでのプレーを望んでいるため、このオファーで個人合意に達する可能性もあるようだ。

 なお、ウガルテの契約には6000万ユーロ(約90億円)の契約解除金が設定されており、スポルティングはこれと同様の金額を求めていると見られ、PSGは2回に分けて3000万ユーロ(約45億円)ずつを支払う用意をしているという。

 一方のチェルシーは、複数回に分けて6000万ユーロを支払うことを提示している模様。さらに、この契約にコートジボワール代表FWダヴィド・ダトロ・フォファナをレンタル移籍で譲渡させることも提案したが、これはスポルティングに拒否されたことも明らかになっている。

 それでも、ポチェッティーノ新監督はチェルシーに加入するようにウガルテに直接連絡したことも報じられており、同選手としては移籍に前向きになっていることが明らかになっているが、果たしてチェルシーはスポルティングとクラブ間で合意に達し、同選手を獲得することはできるのだろうか。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定