3年ぶりに燕退治のソフトバンク 谷繁氏「明らかに状態は上がっている」と近藤の完全復調に太鼓判

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2023年06月14日 07:21  ベースボールキング

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ソフトバンク・近藤健介 (C) Kyodo News
◆ 6月打率は.390と圧巻の数字に

 ソフトバンクは13日、神宮でのヤクルト戦に5−1で勝利し連敗ストップ。「3番・左翼」でスタメン出場した近藤健介は本塁打含む2安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。

 春先は不振に陥っていたものの、試合前の時点で4試合3発5打点と完全復調の気配を漂わせていた近藤。

 この試合も第1打席に右安打で出塁すると、1点リードの5回に迎えた第3打席では、外角の変化球を鮮やかに捉え第9号2点本塁打を放ち、リードを広げる活躍を見せる。

 その後は1点を返されたものの今宮健太が2点本塁打を放つなど着実に点数を重ね、4点リードの最終回は復帰後間もないロベルト・オスナが三者凡退に抑えゲームセット。2021年から続いていた対ソフトバンク戦の連敗を「6」でストップした。

 難敵の小川泰弘を攻略に導いた近藤について、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』にて番組MCを務めた谷繁元信氏は「明らかに状態は上がっている」と評価。

 また番組に出演した解説者の江本孟紀氏も「シュート回転気味でちょっと中に入ってきた球なんだけど、あれ無理に引っ張らないでおっつけてる。素晴らしいバッティング技術ですよね」と近藤を称賛すると、同じく出演した野村弘樹氏も「逆方向への本塁打が出てるっていうのは、状態が良いんだろうなってのも感じます」と好調を確信した。

 近藤はこれで交流戦打率.408(12球団トップ)に乗せるなど新天地で本来の輝きを取り戻しつつある。交流戦優勝、そしてパ・リーグ王座奪還に向け今後も近藤から目が離せない。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』


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