『THE SECOND』王者ギャロップ毛利、フット後藤の言葉に感銘「ズバッと撃ち抜かれました」

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2023年06月20日 11:41  Techinsight Japan

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今年5月20日『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』で爆笑漫才を披露して、初代王者に輝いたお笑いコンビ「ギャロップ」(林健・毛利大亮)。この日はよしもとアカデミーのNSCで特別授業を行った
今年初めて開催された結成16年以上の漫才師を対象にした大会『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』で初代王者に輝いたお笑いコンビ「ギャロップ」(林健・毛利大亮)。19日にはよしもとアカデミーのNSCに凱旋して特別授業を行った。そこで2人が生徒との質疑応答で、これまでに感銘を受けた言葉を明かした。

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よしもとアカデミー「THE SECOND 初代王者ギャロップ 特別授業」に“講師”として登場したギャロップの2人。ボケの林健はかつてNSC大阪校22期生、ツッコミの毛利大亮はNSC大阪校21期生だったが2人はこの日、将来エンターテイメント界での活躍を夢見る生徒たちから大きな拍手で迎えられた。

5月20日開催の『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』で優勝したギャロップだが、林は「(スケジュールはパンパンの)パンぐらいです。前よりは全然ですけど、おじさんの大会だからそんなパンパンにしたら倒れちゃう。これぐらいがちょうどいいんじゃないですか? 絶妙に家にも帰れてますし、睡眠も寝ようと思えば寝られる」と説明。毛利が「それが『THE SECOND』やねん」としっかりまとめた。

そんな毛利も優勝して「もちろんそれはガラッと変わりましたよ」と感じているそうで、街を歩くと気付かれることが増えたとのこと。先日も自転車に乗った男性2人組が「おいっ、チャンピオン」と言って通り過ぎて行ったという。


ギャロップは2003年12月に結成で、20周年目で一躍注目を集める存在に。長年活動を続けてきて、これまでに誰かに言われた感銘を受けた言葉を聞かれると、毛利が「フットボールの後藤さん」と同じツッコミの後藤輝基(フットボールアワー)からの言葉を紹介した。「漫才のお手本にさせてもらっていたんですが、NGK(なんばグランド花月)のそでで『俺らの漫才をもう見るな』と言われました」という。続けて「毛利の個性が死んでるから。毛利オリジナルのツッコミをしていかなきゃいけないよ」と言われたそうで「ズバッと撃ち抜かれました」と回想した。

一方の林は、誰からの言葉か失念したそうだが「相方を笑かした方がいいよ」との言葉を挙げた。それは「最後まで横にいるのは相方なので、芸人同士で認められないネタはあるけど、お客さんと相方が笑っていたらそれでええやん」という内容で、林も「それは確かにそうだ」と納得し印象に残ったそうだ。

約1時間の授業の最後に、林は「僕はほとんどの人が凡人で天才はほぼほぼいないと思っています。その中で工夫するのがうまい人が面白い人になっていることが多いと思う。工夫でめっちゃ変わるんです。天才を目の当たりにしたときに心が折られそうになることもあると思いますが、工夫次第でひっくり返すこともできると信じて僕もやってきました。そんな我々でも大会優勝できたりするんで、皆さんも良かったら頑張ってみてください」とエールを送って締めくくった。

5つのスクールからなる、エンタメの表方・裏方を目指す人達を育成する吉本興業の教育機関であるよしもとアカデミーでは、2024年度生徒を6月より募集スタート。資料請求はよしもとアカデミーまで。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)
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