ガビの背番号問題にようやく終止符！　来季からは“シャビ監督の6番“を着用へ

　バルセロナに所属するスペイン代表MFガビの背番号が「6」に戻るようだ。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

　現在18歳のガビはバルセロナの下部組織「ラ・マシア」出身で、2021年にトップチームデビュー。若くして才能を見出された同選手は、その後も順調に出場機会を重ねバルセロナの中心選手へと成長している。今季もリーグ戦36試合の出場で、2ゴール4アシストを記録するなど、クラブをラ・リーガ制覇に導き、スペイン代表としても主力選手としてUEFAネーションズリーグ制覇に貢献した。

　バルセロナのBチームに籍を置くガビは、トップチームデビュー以降、背番号「30」を着用してきたが、今年2月からクラブを率いるシャビ・エルナンデス監督が過去に背負った「6番」に変更。しかし、トップチーム登録が認められず、4月からは再び「30番」を背負っていた。これはアカデミー所属の選手は「25」以下の番号を着用できないラ・リーガの規定によるもので、バルセロナはリーグが定めるサラリーキャップを上回っているため、事実上新たな選手の登録ができない状況に陥っていた。

　しかし今回、ガビの背番号「6」着用が認められた模様だ。同メディアによると、「ガビをトップチームに登録できる暫定措置を無効にする判決」に対するバルセロナの控訴を、バルセロナ高等裁判所が支持したことが判明。2026年までのプロ契約が認められたことにより、念願の「6」を正式に手に入れたと伝えている。
　
　今回の判決により、これまで二転三転してきたガビの背番号問題に、ようやく終止符が打たれることになるのだろうか。