東洋大のエース・細野晴希が185球熱投で完投勝利「短期決戦なので結果が全て」5季ぶり1部復帰へ王手

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2023年06月24日 06:10  ベースボールキング

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東洋大・宮下朝陽内野手(左)、細野晴希投手(右)[写真=灰原万由]
【東都大学野球・1、2部入替戦】
○ 東洋大 6 − 1 駒大 ●
(23日・神宮)

 2部1位・東洋大は今秋のドラフト候補・細野晴希投手(4年・東亜学園)が185球の熱投で1失点完投。2部最下位・駒大に先勝し、1部昇格へ王手をかけた。

 絶体絶命のピンチをしのぎ、細野は雄叫びをあげた。2−1の7回、二死から安打と2つの四球で満塁としたが、5番・神宮を152キロ直球で空振り三振斬り。最大の危機を脱し、1点のリードを守り抜いた。

 5回を除いて毎回走者を背負ったが、許した得点は1点のみ。気迫のこもった185球で9回を投げ抜いたエース左腕は「(監督から)勝っている間はお前で行くからと言われていたので、最初から(9回まで)行くつもりでした。短期決戦なので結果が全て。内容はどうであれ、1点で抑えられたことは良かったです」と胸を張った。

 細野の力投が実を結び、21年春以来5季ぶりの1部復帰へ王手をかけた。井上大監督が「(細野には)入りたそうだったんですけど、明日はベンチに入れないからと。今日の夜、明日の朝は全部お前に任せるから、とにかく疲れをとってくれと話しました」と明かすと、エースは「全部投げるつもりだったので、ただこういう試合展開になってしまって監督さんも使いづらいと思うので、そこは申し訳ない」と反省。それでも「明日も難しい試合展開になると思うんですけど、みんながやってくれると思います」と背番号14。1部昇格へ王手をかけたエースは、仲間たちに大一番を託した。

 

このニュースに関するつぶやき

  • 私がいた頃は優勝争いの常連で、その前に立ちはだかったのが駒大だったのだが、ここ10年くらいは2部降格したり1部で優勝したり、浮き沈みが激しいね。
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