JR東日本、山田線・釜石線など動物との衝突件数減少 - 対策が進む
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2023年06月28日 19:51 マイナビニュース
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画像提供:マイナビニュースJR東日本盛岡支社は、2022年度に盛岡支社管内で発生した動物との衝突件数が、前年度より229件少ない572件だったと発表した。572件のうち、8割強にあたる483件がシカとの衝突で、カモシカが45件、クマが21件、その他23件だった。
シカとの衝突が発生した線区は、山田線(207件)と釜石線(194件)が突出して多く、この2線区だけで9割を占める。シカ衝突により、線区によって11分から最大55分の遅延(平均値)が発生したという。
衝突件数の多い山田線と釜石線では、シカが嫌う忌避剤の散布や獣害侵入防止ネットの設置、シカが仲間に危険を知らせる声と、シカが嫌う犬と狼の鳴き声を組み合わせた「忌避音」を吹らす装置を列車前面に取り付けるなど、対策を実施している。(佐々木康弘)
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