スミス・ロウ、新加入ハフェルツとのポジション争いに言及「ハードワークを続ける必要がある」

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2023年07月02日 19:23  サッカーキング

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ポジション争いについて語ったスミス・ロウ [写真]=Getty Images
 アーセナルに所属するU−21イングランド代表MFエミール・スミス・ロウが、チームの補強やポジション争いについて語った。1日、イギリス紙『サン』が伝えている。

 アーセナルの下部組織出身のスミス・ロウは、ライプツィヒやハダースフィールドでの武者修行を経て、2020年8月に正式にトップチーム昇格を果たした。ミケル・アルテタ監督の下で徐々に出場機会を増やすと、背番号「10」を託され臨んだ2021−22シーズンは公式戦通算37試合に出場し11ゴール2アシストと躍動。チーム内で中心的役割を担った。

 しかし、さらなる活躍が期待された今シーズンは、9月に慢性的な痛みを抱えていたそけい部の手術に踏み切ると、年明けまで戦線を離脱。復帰後も本来のパフォーマンスを発揮できず、ベンチを温める試合が続き、シーズンを通して公式戦通算14試合出場2アシストというほろ苦い結果に終わった。また、アーセナルは来シーズンのタイトル獲得やチャンピオンズリーグ(CL)での戦いに向けて、来たる夏の移籍市場での積極補強を計画してるとも伝えられ、すでにチェルシーからドイツ代表MFカイ・ハフェルツを獲得し、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスの獲得にも迫っている。

 積極的な補強によって、ポジション争いが激化することが予想されるなか、スミス・ロウはイギリス紙『サン』のインタビューで、アーセナルの補強について「チームが再び前進するのに本当に役立つと感じている。本当にエキサイティングだし、新シーズンはさらにもう一歩前進できることを願っているよ」と語った。さらに、ポジション争いについては「もちろん、ハフェルツの加入で競争相手が増える。だけど、これがサッカーなんだ。僕はハードワークを続ける必要があるし、それは健全な競争だ。戦い続けなければならない」と意気込みつつ、正当な競争が生まれることを強調した。

 苦難のシーズンを送ったスミス・ロウにとって、真価が問われる来季。“10番”を背負う生え抜きMFの活躍に注目が集まる。

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