ホテル雅叙園東京で色彩に魅せられて

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2023年07月07日 07:01  オズモール

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◆ホテル雅叙園東京であかりの色彩に魅せられるイベント「和のあかり×百段階段2023 〜極彩色の百鬼夜行〜」開催

画像提供:ホテル雅叙園東京
日本美のミュージアムホテル「ホテル雅叙園東京」では、2023年7月1日(土)から9月24日(日)までの期間限定で、館内に有する東京都指定有形文化財「百段階段」にて「和のあかり×百段階段2023 〜極彩色の百鬼夜行〜」を開催中。五感で楽しむ空間や、技術×芸術の作品を堪能して。



画像提供:ホテル雅叙園東京
あかりの色彩を楽しむ夏のイベント
企画展は、7つの部屋を繋ぐ長い階段廊下を進みながら、エリアごとに設定されたストーリー性のある展示の中に入り込んで楽しめる展示となっており、その没入感が話題を呼んでいる。

「極彩色の百鬼夜行」をテーマにした今年の展示は、現世から異界へ迷い込むような演出のもと、さまざまなジャンルや技法による日本のあかりの合間に妖怪や鬼が姿を現し、涼をもたらしてくれる。種々の鮮やかな色が用いられ、濃密な彩りに満ちた本企画展の見どころの一部をレポート。



画像提供:ホテル雅叙園東京
ストーリーに入り込み、五感で愉しむ空間演出
極彩色の百鬼夜行をテーマに、ストーリーは夕暮れ時からスタート。強い風で鳴り響く風鈴の音に、異世界へ迷い込む前触れのような不気味さを感じながら先へ進むと、夜は深まり暗闇の中に極彩色のあかりが灯される。エリアごとに設定されたテーマに合わせたオリジナル楽曲が観覧者を物語の登場人物にさせる没入感を与え、その音色、彩り、時折感じる風や香りの演出が五感を刺激してくれる。



画像提供:ホテル雅叙園東京
技術と芸術性を極めた作品が集結
ペットボトルを再利用し、水晶を表現したダイナミックな空間アートや、ワイヤーの輪郭にしゃぼん玉のように膜を張る技法で作られたかんざしによる青い彼岸花、カラフルで幻想的な楽園をイメージした紙のあかりなど、材質や表現方法の異なるあかりによる色彩に満ちた作品が集結。夏のひとときが鮮やかに演出される。



画像提供:ホテル雅叙園東京
夏を涼しくする日本の妖怪
夏といえば怪談。陶器の妖怪や、歌舞伎の舞台で表現される四季と演目に登場する妖精や鬼を再現した舞台装飾の展示、現実にはありえない藍色一色の花の世界など、不気味なようで美しさを兼ね備えた芸術作品が極彩色のあかりの合間に顔を覗かせる。

五感で楽しむ空間や、技術×芸術の作品を堪能して、和のあかりの世界にどっぷりと浸って。



画像提供:ホテル雅叙園東京
イベントに関連して期間限定のコンセプトルームや浴衣プランも
イベントに関連して、幻想的なあかりをプライベート空間でも楽しむことができる期間限定のコンセプトルームも登場。漉き紙の柔らかなあかりや、籠染灯籠が映し出す幻想的な影が客室を彩る。企画展や客室で過ごした愉しい気分を持ち帰れるミュージアムグッズの特典も。

約250種類から選べる浴衣とレストランでの食事がセットになった「浴衣プラン」では、本企画展に半額で入場することができる優待のほか、狐面と企画展入場券がセットになったオプションも。浴衣での鑑賞でより涼やかなひとときを過ごすことができそう。

そしてレストラン「結庵」で行われる<和のあかり×ビアテラス>では、山口県柳井市の民芸品、金魚ちょうちんがテラス席に登場し、愛嬌たっぷりの表情で出迎えてくれる。また、店内にも一部の作品をディスプレイされているので、企画展での没入体験の続きを楽しむような感覚で、和のあかりの世界に浸るひとときを堪能してみて。


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