ワーナー・ブラザース、『バービー』で問題視されている「九段線」地図について説明

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2023年07月07日 12:51  cinemacafe.net

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ライアン・ゴズリング Photo by Mathew Tsang/Getty Images
中国が南シナ海における領有権を主張する「九段線」を用いた地図が登場するということで、物議を醸している『バービー』。ベトナムはこの地図を問題視して上映を禁止する厳しい措置を取り、ここ数日話題となった。

配給元のワーナー・ブラザースは沈黙を貫いていたが、数日を経て広報担当者が「Variety」誌に「バービー・ランドの地図は、気まぐれで子どものようなクレヨン画です。この落書きは、バービー・ランドから現実世界へのバービーの空想上の旅を描いています。何かに関する声明を意図したものではありません」とコメントしたという。

『バービー』はグレタ・ガーウィグが監督を務め、マーゴット・ロビーが主演、ライアン・ゴズリングやシム・リウ、デュア・リパ、エマ・マッキーらが出演。ベトナムではアメリカと同日の7月21日に公開予定だった。

今週、ベトナムの首都ハノイで今月コンサートを開催予定のK-POPグループ「BLACKPINK」にも同様の問題が浮上した。コンサートのプロモーター「iME」のHPに、南シナ海の領有権を主張する中国の意に沿った地図が掲載されていたというのだ。ベトナム外務省の抗議を受けた同社は、地図を差し替えると約束した。




(賀来比呂美)

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