マンチェスター・Uが浦和GK鈴木彩艶に関心? バックアッパーとしての獲得を検討か

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2023年07月07日 20:34  サッカーキング

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浦和に所属しているGK鈴木彩艶 [写真]=金田慎平
 マンチェスター・Uが浦和レッズに所属しているU−22日本代表GK鈴木彩艶に関心を示しているようだ。複数のメディアが報じている。

 マンチェスター・Uは今夏のマーケットでインテルに所属している元カメルーン代表GKアンドレ・オナナの獲得に乗り出している一方、長年正守護神としてクラブを支えた元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアの去就が不透明に。デ・ヘアに関しては2022−23シーズン限りで契約が満了を迎えるため、退団か、それとも新契約を締結するのかに注目が集まっている。また、2022−23シーズンはレンタル移籍先のノッティンガム・フォレストでプレーしていたイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンも退団が確実視されており、クラブは今夏に2名のGK獲得を画策しているようだ。

 このような状況の中、プレミアリーグのビッグクラブが鈴木に関心を示しているという。移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、現時点でクラブは最優先事項としてオナナの交渉を進めているものの、バックアップのGKとして鈴木に関心を示しているという。具体的な動きはないものの、今後交渉が本格化する可能性を示唆した。

 また、地元メディアの『マンチェスター・イブニング・ニュース』も、現時点でオファーは提示されていないものの、クラブが鈴木の代理人と話し合いの場を持ったと報じている。イギリスメディア『デイリーメール』によると、マンチェスター・Uは2017年頃から鈴木の動向を注視していたようだ。獲得に向けて500万ポンド(約9億1000万円)ほどを用意していると伝えた。

 現在20歳の鈴木はガーナ人の父と日本人の母を持ち、アメリカ出身ながら日本の埼玉県で育った。浦和の育成組織出身で、ジュニア、ジュニアユース、ユースと着実にステップアップを遂げ、ユース時代には2種登録選手としてトップチーム登録されていた。トップチームに昇格した2021シーズンは明治安田生命J1リーグで6試合に出場。JリーグYBCルヴァンカップでは9試合に出場し、GKとして史上2人目となるニューヒーロー賞に輝いた。その後もGK西川周作とハイレベルなポジション争いを繰り広げながら、現在はパリ・オリンピックを目指すU−22日本代表の一員としても活躍。EAFF・E−1サッカー選手権2022では初のA代表に選出され、1試合に出場していた。今季は明治安田生命J1リーグでの出場はないものの、JリーグYBCルヴァンカップで5試合に出場している。

 現時点で交渉は本格化していないものの、今夏に鈴木が海外挑戦を果たす可能性は0ではなさそうだ。今後の動きに大きな注目が集まっている。

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