ミラン加入のロフタス・チーク、チェルシー退団の理由を説明「愛していたけど…」

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2023年07月12日 12:02  サッカーキング

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ミランに移籍したロフタス・チーク [写真]=Getty Images
 チェルシーからミランに加入したイングランド代表MFルベン・ロフタス・チークが、移籍を決断した理由を明かした。11日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 現在27歳のロフタス・チークはU−8世代の頃からチェルシーに在籍していた。2014年12月にトップチームデビューを果たし、これまでクリスタル・パレスやフルアムへのレンタル移籍も経験。2019年5月にはアキレス腱を断裂して長期離脱を余儀なくされることもあったが、チェルシーでは多くのポジションで起用されながら、公式戦通算155試合出場で13ゴール18アシストを記録した。

 2022−23シーズンは公式戦33試合に出場したものの、現行契約が2024年6月30日までと来夏にはフリーとなる状況からロフタス・チークは今夏の移籍を決断。かつてチェルシーで同僚だったフランス代表FWオリヴィエ・ジルーとイングランド代表DFフィカヨ・トモリが在籍しているミランに加入した。

 11日に記者会見に出席したロフタス・チークは「ミランに移籍する可能性が浮上した時、ミランでの一般的な生活やトレーニング、どこに住んでいるかなどについてたくさん質問をした。ミランに住んで、ミランのためにプレーすることがどのような感じか知ることができた。彼は間違いなく僕を引き寄せたね」と移籍はトモリの影響力が大きかったことを明かした。

 また、約19年過ごしたチェルシーを離れる決断をしたことには「何か新しいことを探していた。長い間、チェルシーにいたけど、次に進むのにはいい時期だと思った」と語りながら、次のように続けた。

「シーズンの初めはどうなるかわからなかったが、終わりが近づくにつれて何か新しいことをする準備ができているように感じた。クラブとファンを愛しているけど、自分のプレー時間やポジションには満足していなかった。もっと貢献できると思っていたけど、その機会がなかった」

 そして、ミランにはチェルシーから同じくアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチも加入することが決定的になっている。新天地でも再び同僚となりそうなことにロフタス・チークは「何年もプリと一緒にプレーして彼の才能を見てきた。彼には大きな才能がある」と加入を歓迎していることを強調した。

「代表チームでの彼のプレーぶりは最高だ。おそらくチェルシーではそれほど時間がなかったんだと思う。でも、ロックダウン中のフランク・ランパード監督のもとでは信じられないほど素晴らしかったのを覚えている。彼も前に進む準備ができたんだと思う。最高な選手だし、ベストでプレーできれば、ダイナミックで、スピードがあって得点も決めることができる。彼はチームにとって大きな追加になると思うよ」

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