バイエルン、レアルの仏代表MFチュアメニの動向を注視?…トゥヘル監督が高評価か

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2023年07月19日 11:48  サッカーキング

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昨年夏にレアル・マドリードに加入したチュアメニ [写真]=Getty Images
 バイエルンが、レアル・マドリード所属のフランス代表MFオーレリアン・チュアメニに関心を寄せているようだ。18日、スペイン紙『アス』やドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 現在23歳のチュアメニは母国のモナコで頭角を表し、昨年夏に8000万ユーロ(約125億円)の移籍金でレアル・マドリードに加入した。昨シーズンは複数回の負傷があったものの、最終的には公式戦通算50試合に出場し、中盤の主力として活躍。また、フランス代表の一員として参戦したFIFAワールドカップカタール2022でも全7試合に先発出場するなど、飛躍のシーズンを過ごした。

 そんなチュアメニに対し、バイエルンが関心を寄せているようだ。今夏の移籍市場において、ストライカー獲得に向けた動きを強めているブンデスリーガ王者だが、かねてから中盤の補強を検討していることも明らかになっている。一時期はイングランド代表MFデクラン・ライスへの関心を強めていたが、アーセナルとの争奪戦に敗れ、移籍成立には至らなかった。

 今回の報道によると、バイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督は、既存戦力とは異なる能力を有した守備的MFとしてチュアメニを高く評価しているとのこと。クラブ上層部による会議でも同選手の名前は取り上げられており、クラブは既に選手側と最初のやり取りを行ったとも報じられている。移籍市場に精通するドイツメディア『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、未だクラブ間での具体的な接触はないものの、バイエルン側はチュアメニの動向を注意深く見守っているという。

 なお、レアル・マドリードとの現行契約を2028年6月末まで残しているチュアメニに他クラブ移籍の意思はなく、クラブへの残留を希望しているとのこと。また、レアル・マドリードも同選手を重要な戦力と位置付けているため、今夏に売却に応じる可能性は低いと『アス』は指摘している。バイエルン側もそのことを認識しているとされているが、今後具体的な動きを見せるのだろうか。

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