真中氏が挙げた広島が優勝するためのキーマンは誰？

　21日に放送された『ナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』（ニッポン放送）にショウアップナイターの解説者・真中満氏が出演し、セ・リーグ2位の広島について言及した。

　真中氏は「カープはいい戦いをしている。首位に1ゲーム差なので、強いですよ。中堅くらいの選手が頑張っていますよね。新井監督が若手と競わせて戦っているなと思いますね」と評価。

　打撃を活かし内野を守ることの多かった坂倉将吾が、今季本格的に捕手として出場し、ここまで打率.281、8本塁打、31打点と“打てる捕手”として存在感を見せる。真中氏は「キャッチャーは守備の肝なので、打つだけでなくピッチャーのことも気になりながらの試合になると思うんですけど、開幕してから苦しんでいたんですけど、落ち着いてプレーしている。打つ方にも全く影響なく、うまくピッチャーをリードしていますから、これは本当に肝ですよね」と話した。

　また、広島優勝へのキーマンに「大瀬良選手かな。ここまで3勝なんですけど、内容は非常にいいんですがやっぱり、エースになかなか勝ちがつかないというところで。後半戦ひっくり返るくらいになると、カープは勢いづく」と現在3勝7敗の大瀬良が、勝ち星が先行するようになると優勝するのではないかとみているようだ。

　広島は苦手の交流戦を5割で戦い、交流戦明けも非常に好調で、前半戦最後のDeNAとの3連戦に3連勝するなど現在5連勝中。首位・阪神と1ゲーム差の2位で後半戦のスタートを切る。

（ニッポン放送ショウアップナイター）