主将の退団にも自信をのぞかせるリヴァプール指揮官「興奮しているよ」

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2023年07月31日 00:42  サッカーキング

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ヘンダーソン退団について語ったクロップ監督 [写真]=Getty Images
 リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・イテファクに移籍したイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンについて言及した。29日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

 リヴァプールとの契約を2025年6月30日まで残しながら、スティーブン・ジェラード氏が新監督に就任したアル・イテファクへの加入が決定したヘンダーソン。長らくキャプテンとしてチームを支え続けた同選手の退団について問われたクロップ監督は、「彼から移籍したいと伝えられたとき、もちろん私は驚いた」と突然の報告に驚愕したと告白。続けて、「私たちは彼の決断に横槍を入れたり、邪魔をしたりするつもりはなかった」と語り、ヘンダーソンの意思を尊重する姿勢であったと明かした。

 また、ヘンダーソンに加えて、ギニア代表MFナビ・ケイタやイングランド代表MFアレックス・オックスレイド・チェンバレン、元イングランド代表MFジェイムズ・ミルナーなどが去った中盤については、「強化することが間違いなく重要だ」と補強の必要性を主張。さらに、「私たちは解決に取り組んでいる。当初、人々は変化を望んでいたが、今では誰もが変化を危惧している。私たちは非常に楽観的だ。私も興奮しているよ」と問題解決に余念がないことを強調しつつ、自身の高いモチベーションを示した。

 退団選手が多い一方で、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターやハンガリー代表MFドミニク・ソボスライを獲得するなど、今夏の移籍市場で積極的な動きを見せるリヴァプール。2022−23シーズンのプレミアリーグでは5位でフィニッシュし、7シーズンぶりにチャンピオンズリーグ(CL)出場を逃した同クラブだが、覇権奪還に向け虎視眈々と準備を整えているようだ。
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