発表によると、クリスタル・パレスはフランサと2028年6月30日までとなる5年契約を締結。なお、移籍金は明らかになっていないが、イギリス紙『イブニング・スタンダード』によると、2600万ポンド（約47億円）で両クラブは合意した模様で、クリスタル・パレスにとっては2016年に2700万ポンド（約49億円）で獲得したベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケに次いで史上2番目に高額で獲得した選手にもなった。
2004年4月1日生まれで現在19歳のフランサはフラメンゴの下部組織出身で、2021年12月に17歳でトップチームデビューを果たした。これまで公式戦通算54試合出場で9ゴールを挙げているほか、2022年にはコパ・リベルタドーレスとコパ・ド・ブラジルの優勝にも貢献。また、U−16から世代別のブラジル代表に選出され、昨年にはU−20同代表でもプレーを果たした。
移籍が決定したフランサはクリスタル・パレスのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「ここに来られてとても嬉しい。サポーター、他の選手、チーム全員にいい結果をもたらすことができればと思っている。新しいホームでの試合をとても楽しみにしているし、全力を尽くすつもりだ。サポーターのみんなが僕がここに来たことを満足してくれていると願っている。きっとみんなにとっていい結果になると確信している」
フリーで退団したコートジボワール代表FWウィルフレッド・ザハの代役としての活躍が期待されているフランサは、ボーンマスからコロンビア代表MFジェフェルソン・レルマを獲得したのに続き、クリスタル・パレスにとっては今夏2人目の補強となった。
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