DeNAが4連敗で貯金消滅　石田健大は6回途中3失点で6敗目「最後粘りきれませんでした」

　DeNAは阪神に同一カード3連敗を喫し、47勝47敗3分けで貯金が消滅。首位・阪神とのゲーム差は9ゲームと広がった。

　先発した石田は2回、二死一塁から7番・梅野に適時二塁打を浴びて先取点を献上。6回は二死三塁から4番・大山に四球を与えると、続く佐藤輝に2点タイムリー二塁打を浴びた。3点目を失ったところで、三浦大輔監督は石川にスイッチ。先発した左腕は5回2/3を93球、5安打3失点と試合を作れず、「光（伊藤）さんから『ゾーンで勝負していかないと結果は出ない』と言われて、自分のボールを投げ込むことはできたのですが最後粘りきれませんでした。イニングの途中でマウンドを降りることになり申し訳ないです」と肩を落とした。

　打線は3点を追う6回、二死一・二塁の好機で4番・牧、続くソトの連続タイムリーで2点を返したが、後続は倒れて同点ならず。7回は先頭の大和が左前安打を放つと、続く伊藤光が浜地のエラーで出塁。無死一・二塁と得点圏に走者を進めたが、9番・桑原が空振り三振、代打・楠本が遊飛、最後は関根が空振り三振に倒れ、一打逆転の好機で得点を挙げることができなかった。

　8回も無死一・二塁とするも、後続が倒れて無得点。8安打を放ちながらも2得点と、あと一本が出なかった。