今夏に6選手が退団したリヴァプール…ファン・ダイクは不安視？　「入ってきたのは2人だけだ」

　リヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、現在のリヴァプールのチーム編成について自身の見解を明かした。8日、イギリス紙『デイリーメール』がコメントを伝えている。

　今夏の移籍市場で元イングランド代表MFジェイムズ・ミルナーや同MFアレックス・オックスレイド・チェンバレン、ギニア代表MFナビ・ケイタらに加え、長らくチームの主力として活躍を続けたイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンやブラジル代表MFファビーニョ、同FWロベルト・フィルミーノが退団したリヴァプール。6選手が退団した一方で、ここまでチームに新たに加わった選手はアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターとハンガリー代表MFドミニク・ソボスライの2選手にとどまっている。

　チームの新キャプテンとなったファン・ダイクは、この現状について「キャプテンと副キャプテンという多くの選手が去っていき、現時点で入ってくるのはたったの2人だけだ。そしてこれまでの僕たちのプレーを見れば、ポゼッションでは非常に優れていたが、守備ではそれほど良くなかった。疑問を抱く人がいるのも理解できる」とコメント。プレミアリーグ開幕を前に現在のチーム編成が不安視されることに理解を示した。

　その一方で、ファン・ダイクは今後について「また長いシーズンに向けて準備を整える必要がある。周りのチームを見れば非常に厳しいだろうが、僕たちは立ち上がりたいし、挑戦したいと思っている」と語り、新シーズンに向けて意気込んだ。