板垣李光人がナビゲーター、趣里&石橋静河ら出演「怖い絵本」6話一挙再放送

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2023年08月13日 14:01  cinemacafe.net

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怖い絵本 夏のイッキ見!
Eテレの「怖い絵本」の中から、夏の夜にぴったりな作品6本を一挙再放送することが決定した。

美しくも怖い怪奇絵本が動き出したら、どのような世界が広がるのか――。大人もゾクッとするような絵本を、絵のタッチを忠実に再現しアニメ化した「怖い絵本」。これまでに18作品が放送され、俳優たちが絵本の朗読に挑戦。朗読だけでなく、絵本の世界とリンクした不思議なドラマを演じ、恐怖の世界へと視聴者を誘う。

今回再放送するのは、柳田国男原作の「かっぱ」(出演・朗読 板垣李光人)、恩田陸作の「かがみのなか」(出演・朗読 趣里)をはじめ、「くうきにんげん」(出演・朗読 三吉彩花)、「夜の神社の森のなか」(出演・朗読 矢本悠馬)、「きつね、きつね、きつねがとおる」(出演・朗読 北香那)、「かえりみち」(出演・朗読 石橋静河)という6作品(1話10分)。

ナビゲーターは、「かっぱ」の回にも出演した板垣さん。怖い話は好きだという板垣さんだが、「個人的には鏡が小さいときから怖かったんです。実家の洗面所の鏡の前に立つと、なにかが後ろにいる気がして。『かがみのなか』は、まさにそういう自分の実体験的なことも思い出させてくれて怖かったですね」とコメント。そして「お部屋をぜひ暗くして、視覚と聴覚とで絵本の世界を楽しんでいただければなと思います」と放送を待つ視聴者へメッセージを寄せた。

各作品あらすじ
「かっぱ」
遠野では、川岸で足跡を見つけることがある。猿の足跡にも似ているが、小さな人間の手の跡にも見える。それは、河童の足跡。他の土地と違い、遠野の河童の顔は赤い。あるとき、馬に水を浴びさせていたら河童が馬にとりついた。河童は馬を淵に引きずり込もうとしたが、逆に厩の前まで引きずられてしまい、かいば桶をかぶって隠れた。やがてある家の娘が子を生んだ…。

「かがみのなか」
鏡の中の世界は本当にこちらの世界を反射して映しているだけなのか? 映っている自分は本当に自分? ある日、少女が鏡を見ていると、映った分身に引きずり込まれてしまい…。

「くうきにんげん」
誰にも気づかれず、世界中にたくさんいるという、目に見えない魔物、くうきにんげん。普通の人間に襲いかかって空気に変えてしまうという。本の中の主人公は、実は、絵本を読んでいる読者自身だった――。

「夜の神社の森のなか」
少年たちが神社で遊んでいると、うちわのようなものを見つけた。その夜、花火の約束に遅れたケンジは、道で妖怪たちに出会う。そして妖怪たちに連れられ、ケンジは森の中に入っていき…。

「きつね、きつね、きつねがとおる」
はやく大きくなりたい女の子。花嫁行列も、大道芸も、お祭りも、塀の向こうのきれいなお庭も、背伸びしても全然見えない。子どもには何も見えない、と不満を漏らす少女が、両親と出かけたある夏の夜、暗闇の先から近づいてくる炎に気づく――。

「かえりみち」
「ねえ見えるでしょ? ほら、あそこ」学校からの帰り道、空にはキリンや恐竜やマンモスがうごめいている。校門に立つ女性が旗を振ったら、かえりみちの世界のスタートだ。何気ない道がいつの間にか断崖絶壁に――。

「怖い絵本 夏のイッキ見!」は8月14日(月)0時45分〜(日曜深夜)Eテレにて6本一挙放送。




(シネマカフェ編集部)
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