イングランド女子代表監督が“男子代表”の指揮官に? 「興味深い議論になるだろう」

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2023年08月18日 14:27  サッカーキング

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イングランド女子代表を率いるヴィーグマン監督 [写真]=Getty Images
 イングランド代表監督を務めるガレス・サウスゲート監督の後任として、イングランド女子代表を率いるサリナ・ヴィーグマン監督の名前が挙がっているようだ。17日、イギリス紙『デイリースター』が伝えている。

 同紙は、サウスゲート監督との契約が来夏のEURO2024終了後に満了を迎えると説明しつつ、たとえ同大会で優勝しても契約を延長しないというのが一般的な見方であると指摘。FA(イングランドサッカー協会)のマーク・ブリンガムCEO(最高経営責任者)のコメントを伝えながら、現在開催中のFIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023で、イングランド女子代表を史上初の決勝に導いたヴィーグマン監督を後任候補として報じた。

 ブリンガムCEOは次期イングランド代表監督について、「私たちの答えは常に『その仕事に最適な人材』であることだ。私たちはサリナが素晴らしい仕事をしていると思うし、彼女が長くそれを続けてくれることを願っている」と述べながら、ヴィーグマン監督の手腕を評価。「将来のある時点で、彼女が男子の試合に移りたいと決心したら、それは非常に興味深い議論になると思う。それが彼女のためになるのでは?」と同監督の決断次第では検討を行うと明かしている。

 また、「これをステップアップと見るべきではない」と男女の監督業に上下関係は存在しないことを強調しつつ、「彼女が別の方向に進むことを決意したとしても、彼女にはそれが十分に可能だと思う」とヴィーグマン監督が男子チームでも指揮できると主張した。

 現役時代にはオランダ女子代表として104試合に出場し、キャプテンも務めたていたヴィーグマン監督。2017年1月にオランダ代表監督に就任すると、同年夏にはEUROで初優勝に導き、その年の女子年間最優秀監督賞を受賞。今大会を通じて、さらに評価を高める同監督だが、男子チーム指揮官への転身は実現するのだろうか。

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