ヤクルト・ピーターズ6回1失点でチームトップタイ6勝目！お気に入りの日本食は『油そば』

○ ヤクルト 10 − 2 中日 ●
＜18回戦・神宮＞

　ヤクルト・ピーターズが18日の中日戦に先発し、6回105球1失点と試合を作り、チームトップタイの6勝目をマークした。

　ヒーローインタビューでファンに向け「ガンバリマス！」と日本語で話した来日1年目の30歳左腕は、「日本のプロ野球はMLBとは違う。パワーはアメリカに比べてそれほどでも無いけど、例えば（巨人）岡本のスタッツは良いし、（DeNA）宮崎も、牧もだ。日本人はスイングの乱れを作るという点で難しい。彼らは三振をしないんだ」とアメリカと日本の打者のコンタクト能力が違う事を分析。

　「ファウルで粘り、僕の投球を台無しにして、本来なら1打席4、5球で決着する所を8、9球にするのが本当にうまい。そのせいで投球回数が増え、アメリカで投げていたときよりも長い時間、登板しなければならなくなったんだ。日本のバッターはとてもいいと思う」と印象を話してくれた。

　野球以外でも日本に馴染もうとする姿勢もある。「4月以来、アメリカ料理を食べていなくて、色んな日本食にトライしているんだ。寿司、油そば、ラーメンとかね。一番のお気に入りは油そば。1週間前に渋谷に食べに行ったよ」と食生活でも日本にしっかり順応しているようだ。

（取材＝ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗）