クロップ監督、新加入の遠藤と”レジェンド”ミルナーを重ねる「同じようなインパクトを残せる」

新加入の遠藤航に期待を寄せるリヴァプール指揮官ユルゲン・クロップ　［写真］=Getty images

　リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が18日、ボーンマス戦の試合前会見でシュトゥットガルトから完全移籍で加入した日本代表MF遠藤航についてコメントした。

　遠藤の加入についての質問に対し「私は彼に注目していた。個人的にとても嬉しく思っているよ」と喜びを示し、以下のように続けた。

　「彼は遅咲きの選手で、長い間過小評価されてきた。シュツットガルトが彼を獲得した時もすでに年をとっていたが、彼は着実に成長してきた。彼は身長178㎝だが空中戦に強く、ボールを奪う力があり、戦うことができる。それでいて戦術的に実に賢い。ピッチ上では“モンスター”になるんだ」と遠藤の能力を絶賛。

　また、遠藤が30歳という年齢については「私の時代のリヴァプール最大のレジェンドの1人はジェイムズ・ミルナーで、彼は29歳でここに来た。ミルナーを過小評価した人はいない。ミルナーがいなければ、ここ数年のリヴァプールの成功はなかったと断言できる。私たちがどのように試合を終わらせたか、それはいつも彼が出場して、素晴らしくプロフェッショナルなやり方で試合を終わらせたことだ。」

「ワタルは、明らかに違う形で、同じようなインパクトを与えることができる。彼がここにいてくれて本当に嬉しい」と2015年に29歳でリヴァプールに加入し、プレミアリーグ制覇など8年間クラブに貢献したレジェンドと遠藤を重ね合わせ、大きな期待を寄せた。

クロップ監督、新加入の遠藤と”レジェンド”ミルナーを重ねる「同じようなインパクトを残せる」

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