“超短期契約”で現役復帰の那須大亮、バックヘッドで同点PK弾をお膳立て！　岩手対愛媛は劇的ドロー決着

　明治安田生命J3リーグ第23節が19日に行われ、いわてグルージャ盛岡と愛媛FCが対戦した。15日に1週間の超短期契約で現役復帰を果たした41歳DF那須大亮はベンチスタートとなった。

　開始4分、ドウグラス・オリヴェイラが右サイドを駆け上がりクロスを供給。オタボー・ケネスが右足でシュートを沈め、ホームの岩手が先制する。対する愛媛は77分、佐々木匠が左サイドから切り込みシュートを放つ。相手DFに当たったこぼれ球を深澤佑太が詰めて同点に追いつく。

　82分、岩手は和田昌士に代えて、那須を投入。4年ぶりにJリーグのピッチに立った。86分、愛媛は右サイドから攻撃を仕掛けると、佐藤諒のグラウンダーのクロスをベン・ダンカンが押し込み逆転に成功した。しかし、後半アディショナルタイムにスローインを受けた那須のバックヘッドに佐藤未勇が反応。エリア内で倒されて、岩手がPKを獲得する。これを中村充孝が落ち着いて決めて、岩手が土壇場で追いついた。

　試合は2-2で終了。次戦、岩手はアウェイでカターレ富山、愛媛はホームでカマタマーレ讃岐と対戦する。

【スコア】
いわてグルージャ盛岡　2−2　愛媛FC

【得点者】
1−0　4分　オタボー・ケネス（岩手）
1-1　78分　深澤佑太（愛媛）
1-2　86分　ベン・ダンカン（愛媛）
2-2　90＋5分　中村充孝（岩手）


【投稿】那須大亮が4年ぶりにJリーグのピッチへ！
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