マンU退団決定のグリーンウッドが沈黙を破る「人々が私を批判するのは理解している」

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2023年08月22日 12:40  サッカーキング

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マンチェスター・ユナイテッドからの退団が決定したグリーンウッド [写真]=Getty
 マンチェスター・ユナイテッドからの退団が決定したイングランド人FWメイソン・グリーンウッドが、自身への処分に対する声明を発表した。21日、『デイリー・メール』や『ミラー』など複数のイギリス紙が伝えている。

 現在21歳のグリーンウッドは7歳からマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に所属し、2019年には17歳の若さでトップチームデビュー。クラブから背番号「11」を与えられるなど将来を期待されていたが、2022年1月に恋人であるハリエット・ロブソンさんに対する強姦と暴行容疑で逮捕。その後、強姦未遂、支配的で強制的な行動、実際に身体的危害を与えた暴行などの罪で起訴され、同クラブでの活動が停止となっていたが、今年に入り起訴が取り下げられていた。

 本人がマンチェスター・ユナイテッドでの復帰を切望していると報じられるなか、同クラブは21日にグリーンウッドにまつわる疑惑についての内部調査が終了したと報告。双方合意の上で同選手がクラブから退団することを発表。グリーンウッドは21日の午後に声明を発表し、今回の決定に対する見解や、クラブによるサポートへ感謝の思いを伝えた。

「まず伝えたいのは、ソーシャルメディアで見聞きしたことにより、人々が私を批判するのは理解しているということ、そして人々が想像しうるなかで最悪のことを考えることも承知しているということです」

「私はいかなる関係においても暴力や虐待は間違っていると教えられて育ちました。告発されたことは行っていないですし、2月にはすべての容疑が晴れました。しかし、私は人間関係において過ちを犯したことを十分に受け入れており、ソーシャルメディアへの投稿に至った状況については、私にも責任があります」

「私はプロサッカー選手として良い模範を示すという責任を学んでいて、父親として、そして良きパートナーとしての大きな責任に集中しているところです。今日の決定は、マンチェスター・ユナイテッド、家族、そして私との協力的なプロセスの一環でした。私たち全員にとって最善の決断は、オールド・トラフォードから離れ、私の存在がクラブにとって邪魔にならない場所でキャリアを続けることです」

「7歳で入団して以来、クラブのサポートに感謝しています。僕の中には常にユナイテッドがあります。家族や愛する人たちには本当に感謝していますし、周りの人たちが示してくれた信頼に報いるのがこれからの僕の役目です」

「私はより良いサッカー選手になるつもりですが、最も重要なのは良い父親、より良い人間になることであり、ピッチの内外で自分の才能をポジティブな方法で発揮するつもりです」

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