主力選手の負傷離脱が止まらない…レアルFWヴィニシウスは右足ハムストリング断裂で全治約1カ月か

　ラ・リーガ第3節セルタ戦で負傷交代を余儀なくされたレアル・マドリードのFWヴィニシウス・ジュニオールだが、離脱期間は1カ月以上が見込まれているようだ。28日付で、スペイン紙『アス』が報じている。

　25日に行われたラ・リーガ第3節に先発出場したものの、前半18分に筋肉系のトラブルにより負傷交代を余儀なくされたヴィニシウス。『アス』によると、ケガの程度は予想以上に深刻で、右足ハムストリング断裂の可能性が高いとのこと。当初はインターナショナルブレイク（9月3日〜15日）中に回復するという楽観的な見方だったが、28日に実施したMRI検査にて断裂の深さを確認したところ、約4〜5週間の離脱になるようだ。

　これにより、9月16日の第4節レアル・ソシエダ戦と同月20日or21日のチャンピオンズリーグ・グループステージ開幕節（対戦相手未定）の欠場はほぼ確実に。レアル・マドリードが立てる復帰の目処は同月25日の第6節アトレティコ・マドリード戦だが、再発のリスクがゼロにならない限りは起用しない方針という。そのため、『アス』は「ダービーさえも保証されていない」と報じている。

　シーズン開幕直前にGKティボー・クルトワが、開幕節ではDFエデル・ミリトンが、両選手ともに前十字じん帯を断裂するアクシデントに見舞われていたレアル・マドリード。シーズン序盤戦から主力選手の戦線離脱が相次いでいる。