久保建英、右大腿四頭筋の違和感で練習を欠席か…次節＆日本代表戦への影響は？

　レアル・ソシエダ所属の日本代表MF久保建英が、負傷によりチームトレーニングを欠席したようだ。28日、『マルカ』や『アス』など複数のスペインメディアが伝えている。

　レアル・ソシエダでの2シーズン目を迎えた久保は、ラ・リーガ開幕からの3試合にいずれも中盤の一角として先発出場し、現地時間12日の第1節ジローナ戦では2年連続の“開幕ゴール”をマーク。チームは未だ勝利がないものの、22歳の日本代表戦士は3試合連続でマン・オブ・ザ・マッチに選出されている。

　今後のさらなる活躍にも期待がかかる久保だが、現地時間28日月曜日に行われたチームの全体トレーニングを欠席したようだ。各メディアの報道によると、同選手は右足の大腿四頭筋に違和感があったため、練習場のピッチに姿を現さなかったとのこと。詳しい状況については明らかになっておらず、『ムンド・デポルティーボ』は「この1週間は久保の経過を見守る必要がある」と指摘している。

　一方で『マルカ』や『アス』などは、久保の状態はそれほど深刻ではなく、トレーニング欠席はあくまで負傷悪化への予防策であったと強調。現地時間9月2日に予定されているラ・リーガ第4節のグラナダ戦にも「問題なく出場できるだろう」と報じている。

　なお、グラナダ戦後にはインターナショナルウィークが控えており、日本代表は9日にドイツ代表、12日にトルコ代表と対戦することが決定している。攻撃面で違いを生み出す久保が欠場となれば、日本代表にとっては大きな痛手となるが、森保一監督はどのような決断を下すのだろうか。日本代表のメンバー発表は31日に予定されている。