岐阜で有名な「岐阜タンメン」のカップラーメン食べてみた

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2023年09月02日 12:01  おたくま経済新聞

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おたくま経済新聞

岐阜で有名な「岐阜タンメン」のカップラーメン食べてみた

 岐阜・愛知を中心に展開している「岐阜タンメン」。タンメンと聞くと、「博多豚骨ラーメン」や「横浜家系ラーメン」などと比べると、若干マイナーのようにも感じられますが、食べてみれば今までの概念がかわります。


 タンメンがこれほどまでに美味いとは……と衝撃を受けるはずです。そんな「岐阜タンメン」のカップラーメンがあると聞いたら、食べないわけには行きません。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


■ 岐阜タンメンとは

 「岐阜タンメン」とは、岐阜県、愛知県中心に展開しているラーメン屋。「岐阜タンメン」は屋号であり看板商品の名前です。その味はというと、ちょっと独特で「中華風」というよりも、モロに「和風」。


 豚肉、白菜、キャベツ、ニンニクから旨みを抽出し、塩だしのスープと合わせた深みのある味わいが特徴です。また「辛さ」調節が行えるだけでなく、「コーン」や「ほうれん草」「おくら」など、幅広いトッピングができるというのも人気。子どもから大人まで親しまれています。


 そんな「岐阜タンメン」のカップラーメン「カップ岐阜タンメン」(274円:税抜)が、なんと同じラーメンチェーン店を抱える「寿がきや食品株式会社(以下寿がきや)」から発売されています。つい最近まで知らなかったのですが、どうやら2019年から販売されている模様。知らんかった!


 「寿がきや」と「岐阜タンメン」の協力コラボ。これは絶対に美味いはずです!期待しかありません。


 なお、筆者は「岐阜タンメン」を今月3回も食べているほどの大大大ファンです。「岐阜タンメン」に関してはかなり舌が肥えた状態ですので、多少辛口評価になることをご了承ください。



■ 「カップ岐阜タンメン」を作っていく

 入手した「カップ岐阜タンメン」を開けていきます。


 中身は普通のカップラーメン同様、麺とかやく、そして岐阜タンメンならではの「辛味あん」がついております。


 お湯を入れて4分、特に難しいことなく、完成。もはや待ちきれなさすぎて「作り方」は見ていませんが、「カップ焼きそば」のようなお湯を捨てる工程がないので、特に見なくても大丈夫。


 みためは、本物に比べると若干お寂しいところ。やはり野菜が「モリモリ」入っている本物に比べると、見劣りしてしまいますが、これはカップ麺ということを考えると致し方なし。


 「どうしても」という方は自前で野菜を用意して入れるといいかもしれません。



■ 「カップ岐阜タンメン」を食べていく

 「岐阜タンメン」といえばパンチの効いた、まるで「ペペロンチーノ」のような「ニンニク」の香りが特徴です。本来ならばこの時点で香ってきても良いはずですが……そこまで強くはなさそう。


 また、本来は「平打ち細麺」をつかった特徴的な麺ですが……普通の「カップラーメン」のちぢれ麺となっております。このへんは、カップラーメンということもあり、色々と試行錯誤したのでしょう。


 なお、スープに浮いている四角い破片は「キャベツ」や「白菜」です。一応気持ち野菜は入っている。


 それはともかく、肝心なのは味。本家のような独特のパンチがある「岐阜タンメン」に近づくことができているか?さっそく食べてみます。


 うん、たしかにスープは「岐阜タンメン」っぽさがあります。ただし、かなり薄い「ペペロンチーノ」感に抑えております。この辺は大衆向けを前提に、食べやすさを考慮したのかと思われます。


 麺はやはり本家に比べると、かなり「カップラーメン感」はあります。ただし、200円台で、カップラーメンというカテゴリでここまで再現できているのは正直すごい。


 さすが「寿がきや」とのコラボだと感じます。


 欲を言えば、シャキシャキの野菜を入れたいところですが、今回はどこまで再現できているかを確かめたかったのであえてそのままで。


 もちろん本家レベル……とまでは行かないのですが、この価格帯、そして手軽さを考えるとこの辺の落とし所がベストなのかも?そんな味わい。


 愛知や岐阜に行けない、でも「岐阜タンメン」をたべてみたい、という方には良い予行練習になりますので、見つけた方はぜひとも手にとってみてください。


<参考>
岐阜タンメン公式サイト
カップ岐阜タンメン:商品情報(寿がきや)


(たまちゃん)


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